つまずいたっていいじゃない、新人だもの|新人のお仕事格言【第27回】
新人のみなさま、こんにちは。
この連載では、フルゆとり世代の新人編集者が、日々仕事でのたうち回る中で心を打たれた格言をお贈りします。
『ドラえもん』週間の最終日は、1巻のあの名言です。
★思い通りにならないストレスを抱えている人へ【新人のお仕事格言】
「仕事についていけない」と感じている人へ
人にできて、きみだけに
できないなんてことあるもんか。
これは『ドラえもん』第1巻「走れ!ウマタケ」という話の名言。竹馬に乗れないのに、竹馬コンテストに出場することになったのび太は、「ウマタケ」という馬と竹を合成した生き物(!)に乗ってズルをしようとします。ところがその目論見は失敗に終わり、ドラえもんは「傷だらけになるまで練習して、本当の竹馬に乗るべきだ」とのび太を激励します。
誰だって、しないで済むなら失敗したくないし、怒られたくないですよね。私は「死ぬこと以外かすり傷」精神で働くようにしていますが、傷だらけ過ぎて死ぬんじゃないかと思うことも多々あります。実力以上の仕事を振られては「おえっ……」となり、周りの先輩を見ては「え~、そんなんできひんやん普通」と思っています。
でも、できるんですよ! きっと先輩たちにも傷だらけになって竹馬を練習した日々があるはずです。できるようになる頃には、傷も治っていますよ。(時吉)
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著/藤子・F・不二雄
出版/小学館
1974年7月31日発売
新書判/192ページ/定価:本体429円+税
公式URL:https://www.shogakukan.co.jp/books/09140001
★思い通りにならないストレスを抱えている人へ【新人のお仕事格言】