平成も残りわずか、いよいよ来週末からは10連休が始まりますね。旅行に出かける人は過去最高になると言われる一方で、「特に大きな予定はなくて……」「仕事があって長く休めない……」なんて人も実は多いのではないでしょうか? 私もそんなひとりです。
そこで本日は、旅行に行かなくても旅行気分が楽しめる「旅行記本ランキング」(ハイブリッド型総合書店honto調べ)をご紹介します。
旅行しなくても旅行気分を味わえる「旅行記本ランキング」
旅行記本ランキング(国内編)
【1位】『ニッポン47都道府県正直観光案内』
エッセイストで朝日新聞の書評委員でもある宮田珠己さんが、地元の人も驚く日本各地のあまり知られていないディープな観光スポットを紹介。まだまだ知らない場所がたくさんあることに驚かされます。
【2位】『用事のない旅』
伝説のタウン誌『谷根千』の編集人として活躍し、数多くの文芸作品を上梓してきた森 まゆみさんによる旅エッセイ集。旅を、ゆっくり深く、自分らしく楽しむための流儀が満載です。
【3位】『東海道ふたり旅 道の文化史』
ドイツ文学者・池内紀さんが絵師・歌川広重作「東海道五十三次」を美術ではなく「社会」として眺めた日本人文化考。
旅行記本ランキング(国外編)
【1位】 『イタリア発イタリア着』
著者:内田洋子
出版社:朝日新聞出版
イタリアに関する書籍を多数刊行する内田洋子さんが、ナポリやミラノで過ごした若き頃の日々を綴ったエッセイ集。
【2位】『極夜行前』
太陽の昇らない冬の北極を一匹の犬とともに旅をし、4か月ぶりに太陽を見るという大冒険を描いた作品『極夜行』の準備を語る「エピソード1」とも言える作品。
【3位】『アメリカ居すわり一人旅』
『かもめ食堂』などで知られる群ようこさんが単身アメリカに渡った際のエピソードを綴った痛快アメリカ観察記。
いかがでしたか? 実際に旅行に行くのもいいですが、のんびりと自宅で読書しながら旅行気分を楽しむのも素敵な過ごし方ですよね。良い連休を!(深澤 彩)
情報提供元:ハイブリッド型総合書店honto