美白ケアの疑問を徹底解決!これがホントの「効く美白」

春夏は習慣的に美白コスメを買うけれど、効いているのかいないのかよくわからない……という人は多いと思います。でも、もう今すぐにでもケアをしないと、まずいですよね!

『Domani』5月号では、美白ケアに対して誰もが感じていた「本当にケアは必要なの?」「どう使えば効果が出るの?」といった疑問に、美容エディターの木更容子さんが答えてくださっています。

美白ケアの疑問を徹底解決!これがホントの「効く美白」

Q 「美白って長続きしません…。効き目を感じるにはどうしたらいい?」
「使ってすぐ効果を感じられないと、飽きてしまって。今年こそしっかりシミ対策したい! 効果が出やすくなるコツを知りたいです」

A 「まずはUVケアを徹底しましょう! 日焼け止めは最大の美白ケアです」
「美白を効かせるコツはいくつかありますが、まず心しておきたいのが紫外線を無防備に浴びないこと! 紫外線によって活性化されるメラニンの生成を防がないと、どんな美白コスメを使っても効果は得られません」

【使い方ポイント】少し厚めかな、くらいにしっかり塗って!
日焼け止めのSPF・PA値は、指定の適量を使わないと発揮されません。薄く塗るだけでは効果がほとんど出ないことも! まず手の甲に適量をとり、何度かに分けて塗り重ねるようにしましょう。頬には厚めに重ねづけを。

美白ケアの疑問を徹底解決!これがホントの「効く美白」

Q 「美白コスメはやっぱりライン使いするべきですか?」
「少しでも白く明るくなりたい私は、フルライン使いしたほうがいいのでしょうか。どこまで美白に投資するべきか、悩んでいます」

A 「美白美容液を1本しっかり使えばOK!」
「シミ・くすみだけではなく、乾燥やたるみもケアしなければいけない……とはいえ、時間にも予算にも限りがありますから、クリームなどはエイジングケアものを使い、美白は美容液1本だけでも充分だと私は思います! 透明感アップに加え、シミもしっかりケアできるタイプを選んで、こなれた美白派の人も使ってください」

【使い方ポイント】効果を出すコツは「たっぷり使い」
高いからとチビチビ使っていても、効果は得られません。容器に書いてある適量をしっかり使うことがまずは大切。さらに、思い切って倍量使うとぐんと透明感が出やすくなります! 首やデコルテにも忘れずなじませて。

美白ケアの疑問を徹底解決!これがホントの「効く美白」

Q 「美白マスクに興味あり。やっぱり効果ありますか? どんなときに使うべき?」
「『美白美容液1本分』とかの謳い文句を見ると、効きそう! 1回あたり¥1,000以上のものもありますが、本当に効果があるのなら、そんな投資も惜しくないと思っています」

A 「長時間歩いた日の夜に使うと効果テキメンです」
「日焼けやシミができるというのは、肌の“炎症”に似た反応。紫外線というダメージに対して肌が反応し、肌細胞を守るためにメラニンをつくり続けているのです。美白マスクはその鎮静に活躍。外回りで長時間歩いた日やアウトドアを楽しんだ日は、夜に美白マスクを使うようにしましょう。やけどしたらすぐ冷やすのと同じような感覚です」

【使い方ポイント】すき間なく貼るために、まずは目元から!
シートタイプはいちばん凹凸が複雑な目元から合わせていくと、全体にピタッとフィットします。塗るタイプの場合はシミが気になる頬から、皮膚が隠れるほどに厚く塗って。

美白ケアの疑問を徹底解決!これがホントの「効く美白」

 

Q 「エイジングケア重視で、つい美白が疎かになってしまうのですが……」
「保湿やエイジングケアを欠かさずしたいので、つい美白美容液は面倒で使わなくなってしまう。せっかく買ったものをムダにしたくない! どうしたらいいでしょう?」

A 「美白とエイジングケアが一度にできるクリームもあります!」
「なるべく使うアイテムを減らしたい、こなれた美白派の人は美白美容液ではなく、美白成分が入ったエイジングケアクリームを使うのも手。高価ですが、しっかり2品分の効果が詰まっています。ふっくらとハリが出るので透明感もアップ!」

 

Q 「特別なケアは三日坊主に。もっと効率よく美白する方法、ありますか?」
「特に朝は忙しいので、使うアイテムをなるべく減らしたい! 最小限の手間でシミを防いで、透明感を高める方法を知りたいです」

A 「長時間肌にのせているベースメークを美白タイプにしてみては?」
「毎日長時間メイクをしている忙しい人に向けた、美白有効成分入りのBBクリームやファンデーションがおすすめです。見分けるコツはスキンケア効果が謳われていること。美白ベースメイクには“白肌演出”タイプもあるので注意して」

 

きちんと自分なりのケアをしてきた方も、なかなか美白ケアが続かなかった方も、これでかなり疑問が解消されたのでは? なかなかこの季節のケアは時間も手間もかかるものですが、慣れていない方はまずは日焼け止めからで大丈夫と言われれば、かなり気持ちが軽くなりますね!

ぜひ自分に合った美白ケアを見つけて、春夏の紫外線から肌を守りましょう!(鈴木 梢)

Domani2014年5月号表紙(『Domani』2014年5月号)

【あわせて読みたい】

※CanCamモデル坂田梨香子が告白「20歳は一生忘れられない年」と語る驚きの理由

※たった2日で思わず触りたくなる肌に!【平日お手軽夜ケア編】

※たった2日で思わず触りたくなる肌に!【土日じっくりケア編】

※雑誌「美的」が選ぶ「美白ニュース」ランキング発表!