10月3日は「登山の日」。でも、山グッズ一式揃えるのは大変だから…レンタルしてみよう!
すっかり秋本番になりました。これからは、紅葉を見ることができる山も増えて登山やトレッキングに気持ちいい季節になってきましたね。今日、10月3日は登山の日と制定されており、登山の日とは、「10(と)3(ざん)」の語呂合わせから、日本アルパインガイド協会が平成3年(1991年)に定め、日本記念日協会が平成7年(1995年)に認定しました。
でも、「登山に挑戦したい!」と思っても、正直ハマるかわからないし、山道具を一式揃えるのはお金もかかるし、そもそも色々あって何を用意していいのかわからない……と、初心者にはハードルが高いですよね。
そんなお悩みを解決してくれるのが、株式会社フィールド&マウンテンが運営する「やまどうぐレンタル屋」の登山道具の貸出&返却サービス!
では、レンタルとアイテムを一式購入するのではどのくらいの金額の差があるのでしょうか。「やまどうぐレンタル屋」で一番人気が高いという「初心者まるごと6点セット」(一泊二日で税込10,500円、2泊3日で税込12,500円)をみてみましょう!
■初心者まるごと6点セットに含まれるもの
【1】レインウェア上下
標高の高い山では、天候もめまぐるしく変わります。麓では、あんなにピーカンに晴れていたのに、山頂に行ったら大雨が降っているなんてこともしばしば。さらに、レインウェアは雨の時だけじゃなく、防寒・防風にも活躍します。防寒着の上から着ることも考えて、少し大きめのサイズを選ぶのが正解!
【2】 ザック
安全で快適な登山のために欠かせないのがリュック。登山リュックは、重い荷物を背負い長時間歩き続ける登山でも、できるだけ体に負担がかからないように設計されています。登山する日程に合わせた容量のザックを選びましょう。
【3】 登山靴
登山ではゴツゴツした路面状況を足裏に直に受けるため、足がかなり疲れやすくなります。また、足首が自由な代わりに不安定となり、踏ん張りがききません。足首まで保護された登山靴は捻挫の予防にもなり、靴底も厚くしっかりしているので、山道を歩いてみると安定感が全く違います。
【4】 ストック
2本足で歩くよりも、地面に4点着いている方が、安定し疲労も分散されます。特に下山時は膝の負担をできるだけ減らすことが重要です。筋力もなく歩行技術もまだ未熟なうちは、下りの一歩一歩でズシン、ズシンと相当な衝撃がかかります。その衝撃を、ストックをつくことで軽減させることができるため、全体の疲労度が変わってきます。
【5】 ヘッドランプ
夜は歩かないから必要ない、と思う方もいますが、途中のアクシデントで予定の時間をオーバーしてしまったり、悪天候で視界が悪かったり、思いがけずライトを使うことになる場合は想像以上によくあることです。また、山小屋の消灯後にトイレに行ったり、早朝出発という場合でも日の出時間によってはまだ真っ暗、ということも。ヘッドランプ部分を倒すだけでスイッチとなりますので、暗い中でも安心して操作ができます。
【6】 ショートスパッツ
登山道具の「ショートスパッツ」とは、日常で履くような「スパッツ」とは異なり、靴の上から足首を覆うカバーのことです。ショートスパッツを靴の上から装着することによって、雨や砂の侵入を防ぐことができます。
さて、これが初心者登山に必要な6点セット。これをすべて揃えようと思うと……
- レインウェア上下約1万円
- ザック約1万5,000円
- 登山靴 約2万円
- ストック約1万円
- ヘッドランプ約5,000円
- ショートスパッツ約3,000円
合計 約6万3,000円
スポーツショップのオンラインストアで平均の金額を調べてみたところ、全部で約6万3000円という結果に。だいたいレンタルだと1万円台で借りることができるので、約5万円ほどお得という計算! よく登山に行くという人は揃えちゃったほうがいいのかもしれませんが、登山ビギナーさんはまずレンタルで試してみるのもおすすめです。ぜひこの秋は、登山に出掛けてみてはいかがですか。(松本美保)
情報提供/株式会社フィールド&マウンテン