「冷やし中華はじめました。」中華料理屋さんでこの張り紙を見かけたら、夏の始まりを感じますよね。今年も、冷やし中華を食べる季節がやってきました!
冷やし中華といえば、ハム、キュウリ、錦糸卵、紅ショウガに麺とスープがオーソドックスな形。こんなにシンプルな具材だけなのに、暑い夏にはチュルっと食べたくなってしまうのが不思議です。
食べたくなってきたところで、株式会社リクルートライフスタイル『HOT PEPPER』が行った「グルメの定番にまつわる地域差」についてご紹介します! 今回は第一弾のカレーに引き続き、冷やし中華のあの問題についてアンケートを実施しました。
◆冷やし中華にマヨネーズをかけますか?都道府県ごとにこんなに違った
冷やし中華にマヨネーズをかけるかかけないか問題を解決します! 果たして、結果はどちらが優勢になるのでしょうか?
1位 「かけない派」(75.7%)
2位 「かける派」(24.3%)
今回の勝負は「かけない派」の勝ち!という結果になりました。選択肢別の割合の高い都道府県を見てみましょう。
全国的に「かけない」という回答が多い中、中部では「かける」派も大健闘。
中でも岐阜県がダントツにかける割合が多く約70%、愛知県も半数以上が「かける」派で、全国的にも高い結果に。名古屋に本社を置くラーメンチェーンがマヨネーズを添えて提供を始めたことがきっかけと言われています。
半数以上が「かける」と回答したのは、岐阜県、福井県、愛知県、三重県、京都府、山形県、島根県の1府6県。ちょうど半々になった山形と島根は中部からはちょっと離れていますが、ここはいったい何が起きているのでしょうか……。
一方、関東では「かける」派がわずか12%。中でも群馬県・栃木県は95%以上の人が「かけない」と答えました。筆者も関東圏に住んでいますが、マヨネーズを冷やし中華にかけたことは……1度もないです。一度は試してみたいですが、「マヨネーズと冷やし中華」論争は、地域による違いがはっきり分かれる結果となりました。
そろそろ夏本番。暑い日はどうも食欲が湧かないな~というときにも、冷やし中華を食べてエネルギーをつけてくださいね。その際は、マヨネーズ「あり?」「なし?」を実際に検証してみてはいかがですか? (齋藤有紗)
情報提供元/株式会社リクルートライフスタイル『HOT PEPPER』