おっぱいはなぜ垂れる? カギを握る「クーパー靭帯」の秘密に迫る!
バストはツンと上向きで、きれいなほうがいい! でも、年齢とともに垂れてくるのは抗えない事実。 どうして垂れるの? 阻止できないの? …そんな気になる「バストの変化」について、真実に迫ります。
1. バストは鍛えることができない
年齢とともにバストが変化するプロセスは、以前こちらのページでも紹介しました。怖いのは、いったん変化が進んだら、元には戻らないということ。下着メーカーの「ワコール」によると、バスト特有の構造が関係しているのだとか。
バストは「乳腺」「脂肪」、そしてそれらをまとめるように支える「クーパー靭帯」などからできています。加齢や動作の揺れなどによって毎日のように刺激を受けているわけですが、「筋肉」ではないため、運動などで鍛えることができないそうです。
2. クーパー靭帯って?
では、バストの中で脂肪や乳腺をまとめて支えている「クーパー靭帯」とは、なんなのでしょうか?
バスト表面に向かって炎状に立ち上がり、クーパー靭帯の状態がバストの形にも影響していると言われています。膜状になったコラーゲン繊維なので、筋肉ではありません。一度伸びたり切れたりしたら、元の状態に復元できないのは、そのためです。
3、クーパー靭帯が伸びてしまう原因は、エイジング
二の腕やおなかがたるむように、年齢とともにバストもたるむのは仕方ないこと。クーパー靭帯も、エイジングとともに伸びたり、傷ついたりするとのこと。そして今のところ、クーパー靭帯がエイジングによって伸びてしまうことを、食い止める術はないのだそう。
私たちが日常でせめてできることは、きつすぎるブラジャーをつけない、お風呂にゆっくり入る、ストレスを溜めない、など。あたりまえだけど、とっても大事なことのようです。
いかがでしたか? 垂れたおっぱいは元に戻らない。ショッキングな事実でしたが、そう思えばなおさら大切にしなくちゃ、ですね。
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