結局よく分からん!「卍」ってみんなどういう意味で使ってるのか聞いてみた

「卍」ってみんなどういう意味で使ってるのか聞いてみた

ここ最近(最近でもないかもしれないし、もはや速攻で死語のカテゴリに入れられているかもしれない)、特に10代を中心に「マジ卍」という謎の言葉が出てきましたね。
一時期の勢いは失ってきたものの、今でも若干見かけます。
ところであれって、どういう意味なんでしょうか。いったいどういうときに使われているんでしょうか。16~39歳の女性125名に聞いてみました。

まじまんじ

Q.そもそも「卍」って使いますか?

◆Q.そもそも「卍」って使いますか?

たまに使う 15%

使わないけれど、聞いたことはある 75%

聞いたこともない 10%

 

使う人、思っているより多し。そして「まったく聞いたこともない」という方は1割にとどまり、かなり大多数が「使わないけれど、聞いたことはある!」と回答しました。すごいぞ、卍。なんとなく耳に入ってきたら聞き流さず「ん?」と気になってしまいますもんね。

ちなみに回答者の平均年齢はコチラ。

全体 27.6歳
たまに使う 23.7歳
使わないけれど、聞いたことはある 27.9歳
聞いたこともない 30.3歳

圧倒的に若い世代であればあるほど使い、聞いたことがある単語のようです。

というわけで、「たまに使う」方には、どういう意味で使っているのか、「聞いたことはある」という方はどういう意味だと思っているのか、そしてまったく聞いたこともない方はいったいどんな意味に取れるか……聞いてみました。


「たまに使う」チームの回答

(1)「ヤバい」同様、オールマイティに何かと使える

  • 「ヤバいと同じくらい、なんでも使えるオールマイティな言葉。明日レポート提出だわ、ノータッチ、まじ卍。とか、そんな感じで使う」(20歳・学生)
  • 「なんでも使えると思う。テストまじ卍とか」(21歳・学生)
  • 「ヤバいとき。驚いたときなどに使う」(29歳・専業主婦)
  • 「いい意味でも悪い意味でも、ヤバい、と同じような感じで、まじ卍、と使います」(25歳・会社員)

(2)特に意味はない

  • 「なんとなくでつけているもの。だるいときや面倒なとき」(25歳・会社員)
  • 「意味は特にないと思っている。言い表せない言葉のとき使う」(23歳・会社員)
  • 「特に意味はない、流れでうわ~まじ卍だわ~などと使う」(24歳・学生)

(3)テンションが上がるとき使う

  • 「漠然と何かしらテンションが上がることや、イケイケな様子、状態。イケイケな人たちを差して『あの人たち超卍系』などと使う」(18歳・学生)
  • 「テンションが上がること。ライブがもうすぐ始まるとか、まじ卍だね! といった感じです」(23歳・公務員)

 

具体的な使用例も合わせて教えてくださいと聞いてみたところ、多くの方が「まじ卍」と、「まじ」とセットにして回答しているのが面白いポイントでした。
ざっくり「ヤバい」「意味はないけどなんとなく」「テンションが上がったら」の3つに分けられました。確かにこんな感じで使われていることが多いですね。

次に「聞いたことはある」皆様に「どんな意味だと思っていますか?」と聞いてみました。


「使わないけれど、聞いたことはある」チームの回答

核心を突いている気がする

「特に意味はなく、適当。思った感情を言葉にするのが面倒なとき」(24歳・公務員)

(1)やっぱりいろいろ使える「ヤバい」

  • 「ヤバい、に近い意味、ニュアンス」(21歳・学生)
  • 「いろんな意味で使える言葉。明日のテストまじ卍とか」(19歳・学生)
  • 「いい意味でも悪い意味でも使える「ヤバい」に近い」(21歳・学生)
  • 「いろんな意味に使えると聞いたことがあります。主にヤバいとき・テンションがあがっているときに使うらしい」(25歳・会社員)

(2)強い

  • 「強い、最強、面白いとき。すごくファンキーなことをした友達に、マジ卍だね、とか」(22歳・契約社員)
  • 「言葉に表せないくらい、最っ高! って意味だと思います」(26歳・専門職)

(3)すごく、に近い

  • 「すごく、超、に近い」(35歳・アルバイト)
  • 「特定の意味はないけれど、いい意味で程度が甚だしい」(28歳・会社員)

(4)ポジティブな意味

  • 「特に意味はないけど、多少褒めてる感じ。誰かが何かかっこいいこと言ったときとか……」(23歳・会社員)
  • 「物事がうまくいったときや、盛り上がったときに使うものだと思っている」(23歳・契約社員)
  • 「特に意味はないけれど、テンションが上がっているときなどに使うイメージです」(19歳・学生)

(5)シメに使う

  • 「とりあえず卍って言っておけばまとまる」(20歳・自営業)
  • 「特に意味はなく、話をしめるとき」(31歳・会社員)

 

最初に挙げた「思いを言葉にするのが面倒なときに、すべての言葉の代打として使える」といった回答、かなり核心をついている気がします……! 「ヤバい」もいろいろな言葉の代打として使えるので、やっぱり現代版の「ヤバい」に近いのかも。他にも言葉を強めたり、とりあえず言っとけばOKなど、さまざまな用途があるようです。

最後に、「まったく聞いたこともない」チームに「どんな意味だと思いますか?」と聞いてみたら、2つのいずれかにパキッと分かれました。


「聞いたこともない」チームの回答

地図記号

  • 「寺?」(回答多数)
  • 「神社?」(回答多数)

 

見事にこのいずれかでした。ちなみに「卍」は「寺院」の地図記号です。神社は鳥居のようなマークです。

 

こうやって聞いてみると、「とりあえずノリで言っておけば場を繋げる、便利な言葉」として幅広く使えて、だからこそ一気に広まり、なんとなく使われているのかもしれません。すごいぞ、卍。


【まとめ】

とはいえ、こういうなんでも使えるオールマイティワードばかりが使われるようになると、日本語の面白さが失われるんじゃないか……なんて、ちょこっと心配になってしまうわけです。「卍」は使わないにしても、ついうっかりすべてを「やばい」「すごい」「ウケる」あたりで終わらせてしまっていたり……という方も少なくはないはず。試しに一度、「1日【やばい】禁止ゲーム」をやってみたら逆に面白そうな気も。便利な言葉は便利だけど、ご利用はほどほどに!(後藤香織)