ふるさと納税したい都道府県ランキング、ダントツ1位はやっぱりアソコ!

好きな自治体にお金を寄付して豪華な返礼品を受け取ることが可能な、「ふるさと納税」。節税対策として話題になり、ここ数年で人気が急上昇しています。

名前に「ふるさと」と入ってはいますが、地元や出身地とはまったく関係ない自治体でも自由に選ぶことができます。お返しにもらえる返礼品は、ユニークなものから家計を助けてくれるものまでじつにさまざま。どの自治体に寄付をしようか迷ってしまう人も多いはず。

ふるさと納税、あなたならどこに寄付したいですか? 全国の男女1,000人に聞いてみました。

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▼ふるさと納税してみたい都道府県ランキング・4位〜9位


20代〜60代の男女1,000人に、「ふるさと納税してみたい都道府県」をアンケート! まずは4位〜9位を見てみましょう。

【Q】あなたがこれから「ふるさと納税」をするとしたら、最も寄付をしたい都道府県はどこですか?(1つだけ)

もつ鍋
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4位 宮崎県(2.7%)
5位 福岡県(2.1%)
6位 東京都(1.7%)
7位 宮城県、山形県(同率/1.6%)
9位 青森県、新潟県、鹿児島県、沖縄県(同率/1.5%)

ご覧のとおり、かなり接戦になりました! 結果、4位5位には九州地方がランクイン。

5位の福岡県は「親しい友人が住んでいて、いろいろと特産品の話を聞くから(30代女性)」、4位の宮崎県は「以前ふるさと納税したときの特産品がとても美味しかったので(40代女性)」といった理由で選ばれています。

ちなみに同じ九州地方でも、福岡県には女性票が、宮崎県には男性票が多く集まる傾向が見られました。これは福岡の名物に(もつ鍋、水炊き、明太子など)女性の好きなものが多いためでしょうか? 突き詰めるのも面白そうです。

▼ふるさと納税してみたい都道府県ランキング・1位〜3位


続いてトップ3を見てみましょう!

◆3位 熊本県(3.3%)

馬刺し
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4位5位に続き、九州地方から熊本県がランクイン! 編集部調べによると、熊本県内の自治体からもらえる返礼品のうちとくに人気が高いのは、デコポン、ミニトマト、焼酎、馬刺しなどです。

寄付したい理由には「食べ物も美味しく(中略)とてもきれいな所で、過疎化が進んできているので(20代女性)」「熊本地震復興の支援をしたい(20代男性)」といった声が寄せられました。

 

◆2位 福島県(3.8%)

桃
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東北地方から、福島県が2位にランクイン。人気の返礼品は、お米、桃、野菜の詰め合わせ、純米酒など。

寄付したい理由には「自分の出身地であるのと、震災後の復興を応援したいため(20代女性)」「震災時の原発事故の被災地で風評被害が続いているので、少しでも応援したいです(50代女性)」など、復興を支援したいというものも多く見られました。

 

さて、47都道府県を制する栄えある第1位は……!?

 

◆1位 北海道(19.1%)

カニ鍋
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2位以下を15ポイント以上引き離し、圧倒的人気でトップに輝いたのは北海道でした。人気の返礼品も、カニ・ウニ・ホタテ・いくらといった海産物、チーズ・乳製品、牛やジンギスカンなどのお肉、ゆめぴりかなどのお米……と、美味しいものが盛りだくさん♪

寄付したい理由にはやはり「食べ物がなんでも美味しいイメージだから(40代男性)」という声が。また「生産物や景勝地に憧れがあり、応援したい(60代女性)」「北海道で人口の少ない街を応援したい(40代女性)」といったものまでさまざまに見受けられます。

ちなみに、「実際にふるさと納税したことがある都道府県は?」という質問でも北海道(31.7%)が1位に。男女、年代、未婚既婚を問わず、幅広い人気が見られました。

 

▼返礼品?復興支援?「この自治体にふるさと納税したい」と思う理由


寄付ということは、もちろんお金を払うということ。節税になるとは言え、皆さんどんな思いから寄付しようと決めているのでしょうか? 「この自治体にふるさと納税したい」と感じる理由についても、聞いてみました。

※( )内は年代性別/寄付したい都道府県、市区町村

◆理由1 返礼品が魅力的

「フルーツがたくさんあるので(60代女性/山梨県)」
「海産物が充実している(40代女性/静岡県)」
「小さな街だけどお礼の品がよいから(50代女性/高知県奈半利市)」
「沖縄料理が好きだから(20代男性/沖縄県)」

お礼の品はやはり魅力的な理由です。

◆理由2 出身地or地元だから

「自分が住んでいる県だから、頑張ってほしいから(20代女性/佐賀県)」
「地元を応援したいから。個人的には魅力のある県だと思うのだけれど、いまいち元気がない気がするから(30代女性/栃木県)」
「地域のためにお金を使いたい。活性化してほしい(30代女性/埼玉県さいたま市)」

住んでいる場所や故郷を盛り上げていきたい、という気持ちも、やはりありますよね。

◆理由3 好きな街だから

「文化遺産が多くよく行くので(50代女性/奈良県)」
「友人を訪ねたり旅行で訪れたり、第二の故郷と言えるくらい思い出がたくさんある場所なので(20代女性/島根県益田市)」
「観光で行くのが大好きだから、少しでも役に立てたら嬉しい(40代女性/京都府京都市)」
「歴史的建造物が多く、保護に役立ててほしい(20代男性/福島県会津若松)」

地元以外の思い入れのある場所も応援できるのが、ふるさと納税のいいところです♪

◆理由4 復興を支援したい

「以前訪れたときに津波の被害を間近に感じたから(20代男性/宮城県石巻市)」
「大雪があったので助けたい(30代女性/福井県)」

ランキング上位の福島県や熊本県だけでなく、復興を支援したいとの思いからふるさと納税するケースも多いようです。

自由な気持ちで、自由な相手を応援できる、ふるさと納税。あなたなら、どこに寄付しますか?(豊島オリカ)

情報提供元:株式会社マーシュ

 

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