モデル舞川あいくがプロアスリートを撮った写真展を開催!裏話を直撃

『CanCam』専属モデルであると同時に、フォトグラファーとしても活躍するモデル・舞川あいくさん。そのあいくさんが2月13日より、丸1年かけて9人のアスリートを撮った写真展『瞬間の色~輝~』を開催します。今をときめく田中将大投手や武豊騎手、稀勢の里関をはじめ、ゴルフの上田桃子選手、テニスのクルム伊達公子選手、サッカーの遠藤保仁選手、バスケの五十嵐圭選手、スノーボーダーの角野友基選手、競輪の村上義弘選手など、各界のトップを走り続ける選手たちが揃い踏みのこの写真展の裏話を聞いてきました!

舞川あいくさん01

Woman Insight編集部(以下、WI) 写真展開催、おめでとうございます! あいくさんは小さい頃から写真が好きだったと聞きましたが……。

舞川あいくさん(以下、あいく) はい。小さい頃から写真を撮るのが好きだったんです。中学生のときも、本当は学校へ持っていっちゃダメだったんですけどカメラをこっそりカバンにしのばせていたり(笑)。撮ること自体も好きだったんですが、それを現像してその人に写真をあげるのが好きでした。

 

WI 今もそれは変わらない?

あいく 変わらないですね。もちろん、自分が撮ってて楽しい、うれしい、というのもありますが、できあがったものをその人にあげたり、その写真を見ていろんな人がその人を好きになってくれることが、何よりうれしいんです。

 

WI 今回撮って本人に見せた写真の中で、「この反応はうれしかった!」というのは?

あいく 上田桃子ちゃんに「こんなにきれいに撮ってもらえて、私じゃないみたい」と言ってもらえたことですね!

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WI 他に撮影を通して、これはうれしかったな、というエピソードは?

あいく 特に男性で、笑ってくださって、これまでに見たことがないくらい柔らかい表情が撮れたこと。例えば、競馬では武豊騎手を撮りに行ったとき、他にもスポーツカメラマンの方がたくさんいらっしゃるんですけど、若い女の子は私ひとりだけ。それで「あの子なんだ?」から始まって、こっちを見て笑ってくれるようになったんです。

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WI それはうれしいですね!

あいく はい! 今回、武さんは一番たくさん撮影させていただいた方なんですが、パリの凱旋門へも撮りに行きました。まーくん(田中将大投手)は仙台、圭くん(五十嵐圭選手)は名古屋まで撮りに行って……全国飛び回りましたね! 本当にいろいろなところでたくさんの方に協力していただきました。

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WI 特に「これはありがたかったな」というものはありますか?

あいく ありがたいことだらけです(笑)。例を出すとするなら、角野くん(角野友基選手)に1対1で貸し切りで撮らせていただいたりしたことですね。角度やタイミングなど、どう撮れば一番いい写真になるかをつかむまで、何度も滑っていただいたり……。

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WI 今回、だいたいひとりあたり何枚くらい撮影したんですか?

あいく ひとり500枚から1000枚は撮りました。でも、ひとりにつきたった3枚のパネルで構成するので、とにかく選ぶのが大変でした。気に入った写真は全部プリントアウトして、家のリビングの壁を写真展の壁に見立てて、とにかく何度も貼りかえました。「ここからこう人が入るから、一番最初にパッと目にとまる写真はこれにしよう」「村上さんは武豊さんの紹介で撮らせていただくことになったから、このふたりは隣にしよう」とか、全部私が決めました。

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WI すごい! 写真を決めるのにそんなことをやっていらしたんですね!

あいく 私には写真を撮って、それを飾ることしかできないから、とにかく来てくれた人が一番楽しんでくれるような構成にしたかったんです。貼りかえるたびに「きっとこういう流れで見るだろうな」というムービーを撮って、客観的にチェックしました。日によって自分が「いい!」と思う写真が違うことも面白かったです。でもきっと、自分のテンションが高い日に見るものが一番いい写真だと思うから、体調がいい日に見るようにしていました。本当に毎日写真のことばかり考えていました。

 

次回はさらに「正直つらかったエピソード」や、気になる各選手の撮影秘話など、もう少し深いところも聞いていきます。(後藤香織)

次回はコチラ→ 田中将大投手の「○○な表情」をモデル舞川あいくが撮った!

 

AIKU写真展『瞬間の色 ~輝~』
東京会場 2014年2月13日(木)~2月19日(水) オリンパスギャラリー東京(東京都千代田区神田小川町1-3-1 NBF小川町ビル)
大阪会場 2014年3月13日(木)~3月19日(水) オリンパスギャラリー大阪(大阪市西区阿波座1-6-1 MID西本町ビル)

両会場とも、午前10時から午後6時まで開催
※最終日のみ午後3時まで
入場無料

 

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