今度こそダイエット成功!頑張りすぎない糖質制限ダイエットで守るべき、4つのコツ

頑張りすぎない糖質制限ダイエットで守るべき、4つのコツ

寒かった冬もようやく終わり、暖かい日が増えてきましたね。そして春が近づきお花見シーズンが到来! また職場の異動なども多く送別会も増えているこの季節。注意したいことはやっぱり、食べ過ぎ・飲み過ぎです。飲み会に行くとどうしても夜食などを食べてしまって太ってしまいがち……。

そこで今回は、ロングセラーのダイエット食品『マイクロダイエット』を手掛けるサニーヘルス株式会社が発表した「成功する糖質制限ダイエットのポイント」より、今大流行中の「糖質制限ダイエット」のコツをご紹介します。

ざっくり言うと、炭水化物であるお米やパンをはじめとした「糖質」をできる限り食べないようにするという、非常にシンプルなダイエット法です。ですがシンプルだからこそ、気をつけなくてはいけないことがあります。これを見てみなさんも是非糖質制限ダイエットを成功させてみて下さい!

そもそもどうして、糖質をオフするとダイエットできるの?

卵かけごはんでダイエットできる?
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糖質を摂取すると、血糖値が上がり、すい臓から「インスリン」が分泌され、糖をエネルギーとして筋肉や臓器、脳などに送ります。ここで使われなかった余分な糖は、中性脂肪に変わり、体に溜め込まれます。これが体に脂肪がつく理由のひとつです。

血糖値の上がり方が急であればあるほどインスリンが多く分泌され、「糖が余っている=脂肪に変換して体に溜め込まなければ」と体が判断してしまいます。

さらに、インスリンがたくさん分泌された状態だと、運動をしたときに分泌される、脂肪の分解を助けるホルモンの働きを阻害してしまいます。

つまり、血糖値の急上昇=インスリンの分泌過多は「食べたものを脂肪として蓄える」かつ「脂肪の分解を防いでしまう」と、ダイエットにとってWパンチ。

糖質の摂取量を適切にして、血糖値の急上昇を抑え、インスリンが出過ぎないようにするのが「糖質制限ダイエット」です。まず重要なことは「糖質は完全にオフしなくてもいい」ということ。

 


糖質はゼロにしなくてOK!

パン
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「糖質制限ダイエット」といっても、糖質の摂取量ゼロを目指す必要はありません。これはみなさんが勘違いしがちなことです。「糖質制限」というよりは「低糖質」にすることがポイント! よく無理をしすぎて続かなくなってしまい、リバウンドをしてしまったという話も耳にします。無理は禁物。
むしろ、一定量の糖質を摂取することはダイエットを促進させ、健康的にやせることにも繋がります。この一定量とは、1食あたり糖質20~30g前後が目安で、主食のご飯やパンを20g分食べるということではなく、食品に含まれる糖質量で考えます。具体的にあげると白米の場合は70~80g(お茶碗半分ほど)、パンなら食パン6枚切り1枚です。糖質の高い野菜や、煮物など砂糖を使った献立の時には、主食は上記の量よりも減らすようにしましょう。

 


芋類だけじゃない! 高糖質の野菜に要注意

ニンジンとキャロットジュース
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ご飯やパンなど主食となる穀類だけを減らしても、高糖質な野菜をたっぷり食べていては糖質制限にはなりません。野菜の中でも芋類やかぼちゃの糖質が高いことは知られていますが、意外な野菜が高糖質なことも!  水分の少ない野菜が高糖質な傾向にあり、以下の野菜はサラダのようにたっぷり食べると糖質を摂り過ぎてしまいます。これらは小鉢程度を目安にすると良いでしょう。

さつま芋・じゃが芋、里芋など芋類全般/かぼちゃ/にんじん/とうもろこし/れんこん/ごぼう/グリーンピース/空豆/にんにく/ゆりね

にんじんやごぼうは意外にも高糖質なのです! もちろん神経質になりすぎることはありませんが、野菜だから、芋類じゃないから……と油断していると、せっかくの糖質制限も効果が出なくなってしまうのでご注意を。

 


フルーツの糖質もオフするべき?

たくさんの野菜に囲まれる女子

「糖質」と一口に言っても色々種類があり、糖質制限ダイエットにおいて制限されるのは、血糖値を上げる作用のある「ブドウ糖」です。しかし、フルーツに含まれている糖質の中で、最も大きな比率を占めているのは「果糖」です。果糖は血糖値の上昇には直接的には関わっていませんが、過剰摂取は中性脂肪の蓄積を招いてしまうとされています。フルーツは「吸収」の時間帯である夜に食べるよりも、「浄化・排泄」の朝のほうが太りにくいです。ただしバナナはブドウ糖が多いので食べ過ぎはNGです。
フルーツは甘いから…と諦めていた方は是非朝にフルーツを食べてみて下さい! 甘いものはストレス解消にも効きます。糖質制限で少しネガティブになってしまったら、フルーツを食べてリフレッシュするのも良さそうですね♪

 


炭水化物をしっかり食べたい時はGI値の低いものを

五穀米
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お米やパンなど穀類は高糖質ですが、その中でも太りやすいものとそうでないものがあります。その指標となるのが「GI値」です。糖質制限ダイエットを実践するなら、これは覚えておくべきキーワードです。是非この機会に覚えておきましょう!

「GI値」とは、「食べ物が体内に入り血糖値を上昇させるスピードを数値化したもの」です。同じ量の糖質が含まれていたとしても、食べ物の種類により血糖値が上がるスピードは異なり、GI値が高いほど血糖値上昇スピードが早い=太りやすい、低いほど血糖値上昇が穏やか=太りにくいのです。
例えば、白米よりも玄米や雑穀米のほうがGI値が低くダイエット向きといったように、日常的にGI値の低いものを選ぶようにすることで、ダイエットは成功に近づきます。

身近な食材のGI値

たとえばよく食べる身近な食材のGI値を見てみましょう。

白米(88)/餅(85)/赤飯(77)/玄米(55)/雑穀米(55)
食パン(95)/フランスパン(93)/全粒粉パン(50)/ライ麦パン(55)
うどん(85)/そうめん(80)/パスタ(65)/ラーメン(61)/そば(54)

最近ではレストランなどでも白米を雑穀米に変更できる店が増えてきています。小さな努力でもちりも積もれば山となるように、大きな変化に繋がります。炭水化物が食べたい! と思った時は、できるだけGI値が低めの雑穀米や全粒粉パンやそばなどを食べてみるのがおすすめ♡

 


【まとめ】

ダイエットは種類問わず、継続していくことができるものが望ましいです。継続していくことで体への変化があらわれ、健康な体になっていきます。そのためにも今回のポイントをおさえて、きつくない程度に糖質制限ダイエットをしてキレイな体作りを目指していきましょう♪(ほんじょうみゆき)

情報提供元:サニーヘルス株式会社