◆女の美尻は、バランス・立体感・弾力にあり!…で、いったいどんなケアをすればいいの?
ここ最近、空前のフィットネスブームですが、ひときわ女性たちが鍛えたいと思っているパーツが「お尻」。女性の魅力的なパーツとして、キュッと引き締まった美尻に注目が集まっています。2年ほど前から、雑誌でお尻をテーマにした特集が増えているほか、Butt(お尻)をSelfie(自撮り)した写真をSNSに投稿する「ベルフィー」も話題に。さらには、お尻専門のトレーニングジムも登場するなど、ヒップメイクは今、一大トレンドになりつつあります。
いまや、セレブだけでなく女性達の間で話題になっている美尻ブーム。レキットベンキーザー・ジャパン株式会社が20~30代女性500名を対象とした「ヒップケア」について調査した結果をご紹介します。
◆女子が思う「理想のお尻」の3大条件とは?
自身にとっての「理想のお尻」について聞いたところ、「バランスがよい」(94%)、「立体感がある」(89%)、「弾力がある」(89%)がそれぞれ9割前後でトップ3に。大きさや形などの「バランス」のよさ、平坦ではなく丸みがある「立体感」、ハリを感じれる「弾力」の3つが、理想のお尻=“黄金ヒップ”の重要な条件であると言えそうです。
具体例を聞いてみると、
「ほどよく丸みがありつつも、引き締まったお尻」(28歳)
「たるみがなく、キュッと上向きで柔らかそうなお尻」(24歳)
「太ももとお尻の境目がはっきりした、立体的なお尻」(33歳)
などなど、女子の理想のお尻が出てきました。ぷるっと上向きのきれいなお尻、憧れちゃいますね。
◆Q.あなたは自分のお尻に自信がありますか?
「あなたは自分のお尻に自信がありますか?」と聞くと、「自信がある」と答えた女性の割合は11%とわずか1割台に。さらに、「自分のお尻に点数をつけると何点ですか?」という質問でも、平均点数は「35.5点」にとどまりました。「理想のお尻」に対する憧れをもちながらも、自分のお尻に自信が持てずにいる女性が多いようです。
具体的な「お尻に関する悩み」としては、「垂れぎみである」が最も多く55%に。年代別にみると、30代では実に62%、20代でも48%と半数近くが、ヒップの下垂を自覚しているようです。そのほかにも、「サイズが大きい」(43%)、「丸みがない」(27%)、「形が四角い」(20%)などの回答があがっており、お尻の悩みは多岐にわたっていることがわかります。
◆「美尻職人」ことボディメイクのプロに “黄金ヒップ”をつくるコツを聞いてみた
なれるもんなら、すぐにでもなりたい美尻! ではいったいどんなことをすればいいのでしょうか。
パーソナルヨガインストラクターで「美尻職人」の異名を持ち、独自の美尻メソッドも発信。著書『二度見させるカラダは美尻ヨガでつくる』(KADOKAWA)の北村エミさんにお話を聞いてみました。
北村エミ(きたむら・えみ)
パーソナルヨガインストラクター/リメディアルセラピスト/『二度見されるカラダは美尻ヨガでつくる』著者
パーソナルヨガスタジオ「emiyoga studio(エミヨガスタジオ)」主宰。「美尻職人」の異名を持ち、独自の美尻メソッドも発信。
まず重要なのが、「ヒップのたるみをなくすこと」。お尻が垂れて下を向いていると、バランスが悪くなり、立体感も失われ、弾力も感じられなくなります。さらに、脚が短くみえたり、全身のスタイルが悪くみえたりと、全体の印象にも影響をおよぼします。
ちなみに、大きいお尻に悩んでいる女性を実際にチェックしてみると、重力で下に垂れて大きく見えているだけということも少なくありません。ダイエットでサイズダウンをしなくても、キュッと上向きになるだけで、お尻の見た目は大きく変わってくるそう。
「お尻はしっかりケアをしないと、年齢とともにどんどんたるんでいきます」と北村さん。特にデスクワークが多い女性や、運動不足を自覚している人は要注意。階段を使うだけでも立派なトレーニングになるので、意識的に取り入れてみて。
また、なるべくお尻をつぶさないようにすることも大切なポイント。
「私の場合は、お尻と椅子が接する面積をなるべく少なくしたり、寝る時にも仰向けではなく横向きを意識したりと、日々お尻をつぶさないように気をつけています。そこまでは難しいという場合でも、例えば座るときに、脚を組まないようにしたり、背筋をのばしたりするだけでも効果的です。特に姿勢に関しては、猫背がクセになると骨盤に左右差が生まれてしまい、結果としてお尻のバランスにも影響がおよびます。スペシャルケアよりも、毎日のちょっとした努力が重要です!」(北村さん)
ほかにも、太ももを中心とした脚のむくみまでケアできるとよりベスト。太もものむくみをなくすことで、お尻と脚の境目がはっきりして、より美しく見えるようになるそうです!
大きさや形などの「バランス」、キュッと上向きで丸みがある「立体感」、プリッとしてハリが感じられる「弾力」の3つが、いま目指すべき理想のお尻=“黄金ヒップ”の絶対条件。階段をつかってみたり、姿勢に気を付けて生活してみたりと、日々の努力の積み重ねが、美尻への近道かも。(松本美保)
情報提供/レキットベンキーザー・ジャパン株式会社
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