嵐・二宮和也、松本潤からバトンタッチ!オペ室の悪魔役で4年ぶり連ドラ主演「全力で行く」

嵐・二宮和也さんが、4月期日曜劇場『ブラックペアン』(TBS系・毎週日曜21時)で主演を務めることが明らかになりました!

(c)海堂 尊/講談社

原作は、日本の医療問題をエンターテインメントを通して提起し続けてきた海堂尊さんが最初に発表した小説『チーム・バチスタの栄光』の原点となる『新装版 ブラックペアン1988』(講談社文庫)。手術成功率100%を誇る孤高の天才外科医の渡海征司郎が、嫉妬渦巻く大学病院という巨大な組織に真っ向から立ち向かい、新技術導入を巡る様々な不正や隠された過去を暴いていく、痛快な医療エンターテインメントです。

■ダークヒーローの天才外科医に!

今回、二宮さんが演じるのは、天才的な縫合技術を持つ渡海。大学病院にいながら出世に興味のない一匹狼で、その傲慢な性格と言動が周囲との軋轢を常に生み、同僚からは「患者を生かし、医者を殺す」と評される、通称“オペ室の悪魔”です。

天才的な手技を持つ役とあって、すでに手術見学などの事前勉強を始めている二宮さん。「初めての外科医役のため、指導の先生に付きっきりで『今、目の前で起こっている事』の説明を伺いながら、先日、心臓の手術を見学させて頂きました。初めて見る世界だったので、緊張しました」と初たな体験に刺激を受けてる様子。

また、“ダークヒーロー”となる渡海のキャラクターについて、「僕自身はあまりダークヒーローという認識をしていませんでしたが(笑)、長期間渡海を預からせていただくので、役とじっくりと向き合いたいと思います」と明かします。

■連続ドラマ主演は約4年ぶり

TBSの連続ドラマに出演するのは、2008年10月期放送の金曜ドラマ『流星の絆』以来10年ぶりとなる二宮さん。また、連ドラ主演は、2014年4月期の『弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日本テレビ系)以来、約4年ぶりになりますが、「久々に連続ドラマに出演させていただきます。毎週観てくださる方々の感情を揺さぶれるよう、全力で行きます!」と気合十分!

放送される日曜劇場は現在、『99.9-刑事専門弁護士- SEASONⅡ』でメンバーの松本潤さんが主演を務めており、バトンを引き継ぐことに。同枠初出演・初主演となる二宮さんは、「日曜日は家族揃って過ごすイメージなので、そういう日の最後の締めになれるように頑張りたいです」とコメントを寄せています。

■「新しい二宮さんが見られると思います」(伊與田P)

スペシャルドラマ『赤めだか』に続き、二宮さんとタッグを組む伊與田英徳プロデューサーは、「『赤めだか』で二宮さんが演じている姿を目の当たりにして、素晴らしいお芝居をされる方だと改めて痛感した次第です。さまざまな役を演じられてきた二宮さんに、ぜひとも、この渡海征司郎という天才外科医役を演じていただきたいと思い、オファーさせていただきました。今回は初の外科医、しかもダークヒーローを演じられるので、これまでに見たことのない、新しい二宮さんが見られると思います」と期待を。

さらに、「原作を手に取ったとき、あっという間にラストまで読み進んだことを、昨日のことのように覚えております。あのハラハラドキドキした感動をドラマ化できるかと思うと大変光栄に思います。医療の分野ならではのエピソードはもちろん、そこにまつわる人間の思いをしっかり描き、さらには、今回のドラマのキーアイテムとなる“ブラックペアン”の謎を最終回に至るまでしっかりと描いていきますので、是非楽しみにしていていただければと思います」とアピールしています。

「第39回日本アカデミー賞」最優秀主演男優賞を始め、数々の演技賞で高い演技力を評価されてきた二宮さんが、皮肉屋で真意がどこにあるのかつかめない渡海をどう演じるのか、今から楽しみですね♪