■嫌われる上司対策
日々働く中で、仕事内容そのものよりもストレスになることになることもある人間関係。特に上司との関係性に悩む人は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、CanCam.jpが不定期で実施している女子たちとの座談会で出た「嫌いな上司に対してどんな接し方をしているか?」という点について挙がった意見をまとめてみました。
1.近くに座らない
とにかくまずはこれです。
飲み会などのときはあちらが先に席につくのを待って、さらに念入りにするならその上司の周りの席が埋まってから席につきましょう。
職場での席も、席を決めるのが相談できる相手ならなるべく交渉してみましょう。億劫に感じるかもしれませんが、「それだけ深刻に嫌だ」というのを伝えるいい機会とも考えられます。
果敢にも自分からコミュニケーションの機会を増やそうとする人もいますが、そもそも相手がこちらを好意的に思っていない場合、ただただすり減るだけ。
2.同じ不満を持つ味方を見つける
具体的に現状打破のために何かできなくても、愚痴を言い合える相手がいるだけで随分と気が楽になるものです。
また、嫌いな上司に何かと否定されがちなあなたが、社内に仲間がいる・居場所があると思えることが何より大事。
自身を失っている相手にはどんどん攻撃がエスカレートするものなので、仲間と苦労を分かち合って理解し合える相手がいると感じあい、お互いを支えあっていきましょう。
3.嫌いな上司の天敵と仲よくなる
嫌いな上司の上のポストの人や、上司の地位を脅かす存在など、後ろ盾を得ると相手は下手に手出しできなくなります。
女子たちの体験談では、普段仕事で接することのない別部署の偉い人と喫煙所での会話をきっかけに仲よくなったという話がちらほら挙がりました。禁煙したいけど、それがあるので止めどきを見失った…という声も。
それ以外にも、社交的な人1人の近くにいるだけでどんどん交流の輪は広がります。人付き合いに苦手意識のある人も、自衛のためと思って味方になってくれそうな人に少しずつ話しかけていきましょう。
4.一言褒めてすぐ離れる
1.と同様、接触の機会を減らすテクニックです。
長く会話を続けているとなぜか次第に「詰められる」状況になってしまう人っていますよね。
そんなときはヒットアンドアウェイです! 単に会話を早く切りあげようとするのでは角が立つので、最後にポジティブな印象を与えてから離れていきましょう。
直接的に褒めると不自然な会話の流れなら、とにかく最後がポジティブな印象になるようにすること。一笑い起きた直後などが狙い目です。
5.仕事ができるようになる
身も蓋もありませんが、結局はこれが一番有効です。
完璧にするのは無理でも、嫌いな上司が口を出してきそうな部分は指摘される度に把握しておいて、「何も言うことがない」状態まで仕上げられるようにしましょう。
座談会でよく挙がった意見は、嫌いな上司が指摘してきたポイントを纏めてチェックシートを作っておくこと。
以上の5つの実体験に基づくテクニックは、世渡りの上手な人ならもしかしたらすでに無意識の内にやっていることかも。身の周りの世渡り上手な人が上記のようなテクニックを実際に使っているかどうか、よく観察するとさらなるヒントが得られるかもしれません。
この記事を1つの参考に、職場でよりのびのび働けるように環境を整えていってくださいね!
(霧崎まい)
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