神戸の「メロンパン」って…別物らしい。地域で違う「食」コレクション

食に関する地域の違いって結構ありますよね。東京と大阪では「たぬきそば」の意味が違うとか、肉じゃがの中身が違うとか。私自身も先日、北海道出身の友人が「ラーメンサラダ食べたい」と連呼していたので、なんのことかと思ったら「パスタサラダ」のことでした……。

みなさんも「食に関連する地域の違い」で驚いたことや新しい発見があったことはありますか?

 

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ということで今回は、株式会社インテージが1年365日を通じて食卓データを収集している『キッチンダイアリー』から、20~59 歳の男女1600人に調査した「食に関連する地域の違い」についてご紹介します!

 

「食に関連する地域の違い」で驚いたことや新しい発見があったことを教えてください!

【1】神戸では、メロンパンの呼び名が違う。


メロンパン
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・神戸では一般的なメロンパンは「サンライズ」と呼び、メロンパンはアーモンド型をしたしっとりしたパンの事を言う。(女性30代、京都府)

初耳なので調べたところ、確かに神戸のメロンパンはアーモンドの形をしていて中に白あんが入っているそうです! 雰囲気で言うとマドレーヌの大きいバージョンみたいな感じ。神戸に行ったら食べてみたいですね♪

 

【2】「鶏肉」はいろんな呼び名があります。


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・ザンギ(から揚げ)が、東京では通じなかった。(男性40代、北海道)

・鶏肉を大阪でかしわと呼ぶこと。(女性50代、神奈川県)

なじみのある食材だからこそ、各地でさまざまな呼び方をされているようです。また、若干ずれますが北海道・函館では「やきとり」を注文すると「鶏肉」ではなく、豚肉の串焼きが出てくるそうですよ……。謎です。

 

【3】あるある!お雑煮って、地域で本当にバラバラ。


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・結婚してお正月のお雑煮がかなり違った。私の実家は東北で、具だくさん入りだが、主人は東京下町で、小松菜、鶏肉、三つ葉だけの、シンプル。(女性50代、東京都)

・香川県の雑煮が、あんころ餅に白味噌の甘さたっぷりなのに驚いた。(女性30代、兵庫県)

続いて、結婚してから地域差を知ったというこの2つ。特にその土地の色がでる「お雑煮」は当たり前でと思っていた常識が覆されたようで変な気分になりますよね。結婚相手の地元へ行ったら違い過ぎて驚いたという意見はたくさんありました!

【4】その他いろいろ…「当たり前」は違います。


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・冷やし中華にマヨネーズをかけない人たちがいること。(男性30代、愛知県)

・はんぺんというと黒はんぺんが普通だと思っていたが、白はんぺんが普通だった。(女性50代、静岡県)

・北海道の赤飯だけ甘納豆を使った甘い赤飯だとは知らなかった。(女性30代、北海道)

 

 

確かに冷やし中華といえば辛子のイメージがありますが、コンビニや個人経営の料理店なら冷やし中華にマヨネーズがあったりしますよね。個人的にマヨネーズを付けた方がまろやかな味になるので好きです♡

 

いかがでしたか? ご当地グルメもいいですが、もともと知っていた食べ物で驚いたことを聞くと「呼び名の違い」や「具・味付けの違い」などがたくさん出てくることが分かりました。

これを機に旅行先の地域のちょっとした食の違いを見つけて、食べてみるのもありかも。夏休みに旅行に行ったときはぜひ、食べたことのない料理を開拓してみてはいかがでしょうか? (こぐれみき)

 

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