最近朝目覚めると、夏なのに肌がたるんでいる気がする……という人は多いはず。ただでさえ暑くてやる気が出ないのに、肌が重く感じたり、たるんでいると思うともっとやる気が出ませんよね。
実はそのたるみ、夏だからこそたるんでいるんです。みなさんは夏がほかの時季と比べてたるみやすいことをご存知でしたか?
ということで今回は、ドクターシーラボ「顔のたるみ研究所」が20~59歳女性360人に調査した、「夏たるみについてのアンケート」の調査結果と対策をご紹介します!
■夏がたるむ季節ってこと、知ってますか?
知っている 27.5%
知らない 72.5%
「ほかの時季と比べ、夏は肌がたるむ要素が多数存在することを知っていますか?」と聞いたところ、知っている人は3割にも満たないことが分かりました。
夏は紫外線や冷房の乾燥等によって、肌がたるみやすい時季なのだとか。
では実際、夏や秋口に肌のたるみを感じた人はどれくらいいるのでしょうか? また何か対策を行った人はいるのでしょうか?
■夏のたるみに後悔した人は5割以上!しかし対策した人はわずか2割……
Q.夏、または秋口に顔のたるみを感じたことはありますか?
とても感じた 10.3%
感じた 18.3%
どちらかというと感じた 24.4%
感じたことがない 46.9%
Q.夏、または秋口に感じた、たるみの対策は行いましたか?
行った 23.6%
行っていない 76.4%
夏や秋口にたるみを感じたことがあるか聞いたところ、半数以上(53%)の方が「たるみ」の経験をしたことがあると回答しました。
しかし、対策を行ったという人は約2割という結果に。半数以上がたるみの実感をしているのにも関わらず、4人に1人しか対策をしていないということが分かりました。
では「たるみ対策を行っている」と答えた人はどんなことを行っているのでしょうか?
■たるみ対策、どんなことをしましたか?
1位:保湿重視のスキンケアを行った 75.6%
2位:紫外線対策を徹底した 57.8%
3位:美肌サプリメントや美容ドリンクを使用した 37.8%
4位:リストアップ重視のスキンケアを行った 35.6%
5位:温かい食べ物や飲み物をとるようにした 24.4%
6位:食事に気を付けるようにした 15.6%
その他 2.2%
たるみ対策を聞いたところ、「保湿重視のスキンケアを行った」(75.6%)がダントツ1位という結果になりました。ランキングを見てみると、外側からのケアが多く、サプリメントやドリンク等の内側から立て直すケアをしている人はあまり多くないようです。
ではそもそも、なぜ夏にたるみは起きるのでしょうか?
■なぜ夏たるみが起きるの?理由は4つあった!
1.紫外線によるコラーゲン繊維の破壊
紫外線は肌に到達すると、肌の老化を生み出す活性酸素を発生させ、従来の弾力が落ちてしまいます。紫外線を浴びることで肌のハリや弾力を保つ力が弱くなり、顔のたるみに繋がっていきます。
2.汗による乾燥発生
夏の大量発汗は汗が蒸発するときに肌の水分も一緒に奪ってしまうので、肌は乾燥状態となっています。さらに、肌のバリア機能が低下し、外部刺激による影響を受けやすくなることで、肌のハリは徐々に失われていきます。
3.体調の乱れで「夏バテ肌」に
食欲不振による栄養不足、汗によるミネラル不足から、実は肌も夏バテの状態になっています。また、温度差や寝不足により自律神経も乱れてしまい肌のターンオーバーもスムーズにいかなくなるので、くすみやシミができやすくなったり、ハリや弾力までも失います。
4.夏冷えとインナードライ
いまの季節、屋内の冷房により身体が冷えることもしばしば。身体の冷えによって血管が収縮し、肌に栄養が届かなくなり、紫外線や乾燥によって破壊されたコラーゲンを修復する力と、新しい細胞を生むことで肌トラブルを修復する力が衰えてしまいます。
外に出ても中にいても起こりうることが多く、どれも夏にありがちな原因ですね。では、そんな夏を乗り越えて秋に後悔しないためにはどんな対策をとればいいのでしょうか?
■夏は「肌たるみ」になりやすい季節!秋に後悔しないためのたるみ対策3選
1.保湿ベースのスキンケア
たるまない肌を作るには、保湿の徹底が不可欠。保湿というとクリーム等を使えばいいのかと思いがちですが、それは肌表面に張ったオイルによるもののため、肌内部の乾燥は改善されていません。
水分量は、化粧水やたっぷりの保湿成分を含んだアイテム等を使用することで向上します。化粧水を多めにつけることや、水分を豊富に含みそれを逃さない性質のあるゲルタイプのアイテムを使用することもおすすめです。
2.いつでもどこでも紫外線ガード
肌のハリ、弾力を破壊する紫外線。顔のたるみを寄せ付けないためには、日頃の紫外線対策が何よりも重要です。
洗濯物を干す、ゴミを出しに行く等ちょっとしたタイミングでも気を抜かずに日焼け止めを塗る、帽子を被る、ということがたるみ対策へと繋がっていくのです。
3.足りない部分はサプリメントで補完
たるみに効くと言われている成分はコチラ。
①コラーゲン
本来は身体の中で生成されるのですが、加齢によって生成量が減少するだけでなく、紫外線や乾燥といった要因で破壊されてしまうことも。コラーゲンは弾力のある肌を保ち、たるみを予防するのに有効な成分なのだとか。
②プラセンタ
肌細胞や組織の増殖を促進、若い肌を生み出すことで弾力や柔軟性を維持する「成長因子」を豊富に含有しています。
③ビタミンC
実はビタミンCが無いと人体のコラーゲンは作り出すことさえ出来ないのです。しかし、体内でビタミンCは合成することは出来ないため、サプリメントや果物から摂取することが大切。
なんとなく飲んでいたサプリメントや紫外線対策も、秋に向けてと思えば励みになりそう。みなさんもぜひ対策をして後悔の無いよう秋を迎えてくださいね! (こぐれみき)
情報提供元/ドクターシーラボ
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