新人時代には、誰しも失敗の1つや2つ経験しているはず……。
そこでCanCam.jp編集部では、新人時代の「やっちゃった!」という失敗についてアンケートを実施。100名以上の回答から、その傾向をまとめました!
▼新人時代に失敗したことのある人、8割超!
まずは先輩たちの失敗経験の有無から聞いてみましょう。
Q:新人時代に失敗した経験、ありますか?
ある(80.9%)
ない(19.1%)
8割を超える人に、新人時代の失敗経験アリ! では、失敗の内容をランキング形式で見ていきましょう。
▼新人時代にやりがち!仕事の失敗ランキング
◆第9位 日程の勘違いやダブルブッキング(5.3%)
「締め切り日の勘違い」
「支払い期日を間違えた」
職務上の日程ミスが第9位。自分だけでなく周囲を巻き込むため、焦ります。
◆第8位 大事なものの紛失・破損(10.5%)
「教わったことを書き込んでいたメモを紛失。また教わりなおしになってしまった」
「会社の鍵がどこにいったか分からなくなってしまい、迷惑をかけた」
しっかり管理しているつもりでも、なぜか起きてしまう紛失・破損。鍵をなくした方はその後、「家の鍵と同じキーケースに付けて、なくならないようにした」とのことです。
◆第7位 居眠り(18.4%)
「仕事がなさすぎるあまり、倉庫で荷物の影に隠れて寝てました。そこを先輩と来客の方に見られました……」
「夜勤の最後の申し送りで、眠気を我慢しきれず知らぬ間に眠っていた」
居眠りは2割近くが経験。新人さんは緊張続きで、脳が疲れているのかも。自覚がある人は、できる限り早寝しましょ!
◆第5位 電話にまつわるミス・言葉の聞き違いによるミス(各21.1%)
「電話の保留ボタンを押し忘れてお客様に爆笑された」
「上司とは知らずに、何回も名前を聞いてしまった」
「取引先との確認不足で、大きな額のミスをしてしまった。再発防止のために、確認業務を怠らないようしつこいくらいに徹底した」
5位は、言葉の聞き違いによるミスと電話にまつわるミス。どちらも慣れないうちは使われている単語がわからないため起きがち。慣れるまで少々の辛抱です!
さあ、ここからはいよいよ、トップ3の発表!
◆第3位 遅刻・ビジネスマナーや敬語の間違い(各23.7%)
「朝の7時に出勤だったのに寝坊して2時間遅刻した」
「寝坊して上司に家まで来てもらいました……」
「(何気なく使った言葉に対して)上司に使うにはふさわしくないと注意を受けた」
第3位は、こちらも同率で「遅刻」と「ビジネスマナーや敬語の間違い」。約4人に1人が、「やっちゃった!」と経験しています。
ビジネスマナーや敬語は「最初はまぁしかたない」と大目に見てくれがちですが、一度してしまうと一気に「だらしないやつ」という烙印を押されがちなのが「遅刻」。その後は皆さん、目覚ましを2個以上かける、携帯の充電やアラームを確認してから寝る、など対策をしているとか。
◆第2位 勝手な判断によるミス(31.6%)
「発注の数を間違えた」
「取引先からの質問に独断で回答してしまい、後で上司に『それは伝えるべきじゃなかった』と注意された」
自分の仕事をしっかりやろうという意気込みが、空回り。上司に報告すべきことと自分で判断すべきこと、その境目が新人には見分けにくいものです。
そして新人時代のミス第1位に選ばれたのは、こちら。
◆第1位 同じミスを何度もしてしまう(32.9%)
「何度も書き間違えをした」
「銀行員なのですが、オペレーションミスを何度もしました」
最も多かったのは、「同じミスをしてしまう」というものでした。いけないと分かっていてもなぜか繰り返してしまう、ミス。でも気がついたならば今後は徐々に減っていくはず。
「同じミスを何度かしてしまい、それ以来は慎重に仕事をやるように今も心がけています!」という前向きなコメントもありました。
その他、
「社内の人に送るメールを、社外の同じ名前の方に送ってしまった」
「マニキュアを取り忘れた」
というウッカリ系から、
「上司の悪口を言ったら後ろにいた」
「先輩をいじって、怒られた」
などの冷や汗モノ系、
「会議の議事録を頼まれたけど、何を話しているか全く分からなくて結局白紙の議事録を出した」
「スーツのジャケットを着てくるのを忘れたこと。家に取りに帰りました……」
といったちょっと可愛いツワモノ系まで、皆さん様々なミスを経験しているようです。
▼ミスはしてもOK!? 先輩たちがたどり着いた答えとは
そこで、社会人歴3年以上の人に次のような質問をぶつけてみました。
Q:「新人のミス」について、あなたの考えに近いほうを選んでください。
(1)できるだけミスをしない方がいい(13.8%)
(2)いつかミスをするならむしろ新人のうちにしたほうがいい(86.2%)
約9割の先輩たちが、ミスは「いつかするなら新人のうちにしたほうがいい」と考えていることが明らかに。
新人のうちはミスをしても挽回しやすいもの。恐れず乗りきっていきましょう!
(豊島オリカ)
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