「袖コンシャス」って、要するに何?どういう意味ですか?
今回は最近よく聞く、「袖コンシャス」について解説します!
袖コンシャスとは?
文字通り、「袖に特徴がある服」のこと。「盛り袖」なんて言葉もありますよね。
今、袖は重要なポイントです。袖がフレアに広がっていたり、刺しゅうが入っていたり、長いリボンが出ていたり、普通の白シャツなんだけどカフスがすごく長いとか、普通のニットだけど袖に切れ目が入っていて動くとぴらっと開くとか、あらゆる「袖にポイントがある服」を「袖コンシャス」と呼びます。
袖コンシャスの語源
話すと長くなるので少々端折りますが、もとはと言うと、手が隠れるぐらいの長すぎる袖、から始まりました。今、世の中のトレンドを引っ張っているVETEMENTS(ヴェトモン)というブランドがあるんですが、そこがいちばん最初に「長すぎる袖の服」を出しました。けれど長すぎる袖って、やっぱり実用的ではないので、本当にファッションが好きじゃないと着られない。そこから、じゃあ長すぎるわけでなくても袖にポイントがあるのがいいんじゃないの、と派生していき、「袖コンシャス」な服がたくさん出ているんじゃないかな、と思います。
【まとめ】
いかがでしたか?
ファッション用語って聞いたことはあるけど、説明が難しいものが多いですよね。ぜひ袖コンシャスなファッションで気分を上げてみては?
【解説】渡部かおり
エディター, 編集プロダクション<FW>主宰 SPUR, GINZA, ELLEなど女性ファッション誌のファッションページを担当するほか、エッセイ執筆も。国内外ブランドのカタログ、広告のディレクション、コンサルタントも行う。プライベートでは、一児の母。