DRAGON GATEのYAMATOだ。
ここのところずっと推してたYAMATO特製トマトソースを使ったレシピだが、このソースがいかにうまいか、そしていかに使い勝手がいいかもうおわかりいただけただろうか。
もうわかった、そんな声を聞きつつも、俺はこのソースを愛しすぎているがゆえ、さらに畳み掛けさせていただく。
というわけで、まずは【レスラーYAMATOの筋肉キッチンvol.41】でYAMATO特製トマトソースを仕込んでみてくれ。
そしてこのトマトソースをたっぷり使って作るのが、酉年ということで、【鳥皮のトリッパ風】だ。
通常トリッパといえば、モツで作るものだが、より安価でさらにはクセのない鳥皮を食材に抜擢したぞ。
下町的な食材も、俺の手にかかればワインにも合うイケテル肴に変身させることができるんだ。
ではいってみよう。
【鳥皮のトリッパ風】
■材料（4人前）
鶏皮……700〜800g
にんじん……1/2 本
玉ねぎ……中1 個
セロリ…… 1/2 本
YAMATO特製トマトソース…… 400cc
白ワイン…… 100cc
にんにく…… 2 片
オリーブオイル…… 大匙2
塩……小さじ1
こしょう……少々
昆布茶……少々
パセリ、バジル、タイムなど……適量
強靭な肉体……随時
では作ってみよう。
■作り方
1／常日頃からトレーニングし、強靭な肉体をキープしておく。
2／鳥皮は一口大に切り、塩こしょうして両面を焼いておく。
3／ミルポワ作り。にんじん、玉ねぎ、セロリはそれぞれみじん切り。オリーブオイルを引いたフライパンでみじん切りにしたにんにくを強火で炒め、香りが立ったら香味野菜（にんじん、玉ねぎ、セロリ）を加え中火の弱火でジックリ炒める。
ミルポワとは、フランス料理の用語で、肉の臭みを消したりソースに深みを与える香味野菜のことだ。この工程は旨さの最重要ポイントとなるので、ジックリ炒めてくれ。
4／香味野菜に火が通り、しっとりしたら鶏皮を入れ、炒め合わせる。その後白ワインを入れ、アルコールが飛んだらトマトソースを加え、一煮立ちさせる。塩こしょうと昆布茶で味を整える。
5／皿に盛り、ハーブ類を振って完成。
完成だ。
どうだ、鳥皮とは思えない、なんだかおしゃれな一品だろ？
鳥皮の食感にトマトソースと香味野菜の深み、さらにはハーブの香りが溶け合って、中毒性のあるとんでもない旨さに仕上がった。
毎度この撮影のたびにスタッフと試食するのだが、いつももちろん旨いのだが、今回は特にスタッフ間で取り合いになるほどで、作った俺が若干引いたレベルの好評っぷりだったぞ。
ぜひお前らもトリッパを巡り、家族で死闘を繰り広げてくれ。
次回も取り合い必至の自慢のレシピを用意しているので楽しみにしていてくれ。
（撮影／廣江雅美 取材／吉田奈美）
【YAMATO】
1981年9月10日生まれ。B型。調理師学校を経て、和術慧舟會で総合格闘家となる。2006年、プロレス団体DRAGON GATE所属のプロレスラーに転向し、人気実力とも兼ね備えた選手として活躍中。試合予定はDRAGON GATE
公式ホームページを参照。調理師免許、フードコーディネーター3級を持ち、料理のできるプロレスラーとしても注目が集まっている。
ブログ→http://ameblo.jp/yamato-oldtype/
料理ブログ→http://ameblo.jp/dragon-gate-deli/
ツイッター→@yamato_oldtype
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