「アベノミクスの3本の矢」とともに成長戦略が発表されて早3年。
女性の管理職登用も推進され、総務省の調査によると、2005~2015年の1年間で、男性の労働人口は3,901万人(2005年)から3,756万人(2015年)と、145万人も減少する中、女性の労働人口は2,750万人(2005年)から2,842万人(2015年)と92万人も増加しています。
『クロレッツ』などを販売しているモンデリーズ・ジャパンが、全国25~44歳の働く女性・約200名を対象に調査した結果にも、社会進出が増えている女性ならではの実態が見え隠れ。
なんと、残業でパートナを待たせ、「仕事とオレ(家庭)どっちが大事?」なんて言われたことが経験がある女性が、約6人に1人もいるんだとか!
さらに、「自分が“オヤジ化”している」と自覚している女性たちから、“アソコのニオイ”が気になるという声も……。なんだか男女が逆転したような気になってきますが、女性たちの悩ましすぎる悩みをみていきましょう。
Q.恋人や配偶者などのパートナーを待たせることがありますか?(N=149)
まず、パートナーがいる人を対象に、「残業でパートナーを待たせることがあるか」とたずねると、「頻繁にある」(22.1%)と「たまにある」(46.3%)を合わせると、約7割がパートナーを待たせた経験があると回答しています。
Q.恋人や配偶者などのパートナーから「仕事とオレ(家庭)とどっちが大事?」と聞かれたことはありますか?(N=149)
また、パートナーから「仕事とオレ(家庭)とどっちが大事?」と聞かれたかに関しては、約6人に1人が経験者でした。
この二択を出されたら男性側は「うんざりする」という声を聞いたことがありますが、まるで男女が逆転したかのようなこの状況。言われた女性はどう思っているのでしょうか。とても気になるところです。そんな女性たちには、もうひとつ「深刻な悩み」も。
Q.自分が「オヤジ化」していると思うことがありますか?
男性並に働きすぎて、“オヤジ化”を自覚している女子が非常に多い! 「すごくある」(13.9%)・「ある」(26.0%)・「まあある」(30.3%)で、全体の7割以上が「オヤジ化を自覚」しています。
主に気になっているのが、1位「口臭」(20.5%)、2位「足のニオイ」(19.9%)、3位「メタボ」(17.8%)。これらの条件=“オヤジ化”とまとめてしまっていいものか悩むところですが、自覚があってもケアしきれない女性の切実な悩み……もはや他人事とは思えません。
働くことに生きがいを感じながらも、“マイナス面”として、「ストレス」・「疲労感」・「プレッシャー」が上位の多くを占めているという結果も。これはなにも女性に限ったことではないのですが、差し迫る年末を前に、心の余裕もなくなりがち。女性も男性も、できるだけストレスなく生きたいものですよね。(マミコ)
*情報提供:モンデリーズ・ジャパン「バリバリ働く女性の実態調査」
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