■スタジオメンバーが選んだ想い出のカップル＆エピソード
「今シーズンは、前回と比べて“怖ッ”と思うことが何回かあった」という徳井さん。山里さんも、「人間関係ってこうやって壊れるんだなと思った」という今シーズン。さて彼らが選んだ想い出のワンシーンとは？
馬場園 勇気くんと美咲ちゃんのカップルがすごく好きでした。かわいかったぁ……美咲ちゃんが前に好きだった人にフラれて、自分に自信がなくなってふさぎ込んでいたのも全部認めてくれて、自信を持たせてくれた勇気くんが素晴らしい！ お似合いの素敵なカップルで、うらやましくてしかたなかったですね。
徳井 僕は、半田くんと夏美ちゃん。彼女がいる男が他の女の子から言い寄られたときに、いかにして断るかという場面で、「不倫の始まりってこうなんかな」って思えるところが生々しくて好きでした。
YOU 私は、半さんが本当に好きだったような気がします。バラエティとかで、感動や切ないシーンがあっても、柴田先輩や榊原先輩にお任せして番組で泣くようなことはしないでおこうと思っていたのですが、気が付いたら（涙が）流れていましたね。
トリンドル りこぴんと速人くんの“暴露シーン”は、本当にあんなことってあるんだなって思いました。いままでのテラスハウスの中でいちばん印象に残ってるシーン。衝撃でした。
健太郎 僕が好きなのは、ずっとアーマン。印象に残っているのは“肉事件”。けっこうな事件だったので印象に残ってます。
山里 何も爪あとを残せずに帰った、タップ安達ですかね。最初は熱い男として“兄貴分”の立ち位置でいこうとしたけどあまりハマらなくて、そのまま誰にも愛されずに出ていくっていう。一度、中目黒のおしゃれなバーに急に入ってきて、タップを見せて帰って行ったのも印象的でした。あと特筆すべきは、女のいやらしい部分。夏美と美咲のケンカもよかったですね。
「テラスハウス」5組目のカップル、バーンズ勇気さん＆田森美咲さん。山里さんが挙げていた“夏美さんとのケンカ”について、美咲さん自身も「私、もともと余計なひと言が多いんです。なっちゃんとバトルしたときも、ちょっとした私の余計なひと言で誤解を生んでしまって……やっぱり直さなきゃいけない部分なんだなぁって、あらためて気づきました」と振り返っていました。
■豪華すぎる「テラスハウス」で6人が気づいたアレコレ
最終回は、スタジオメンバーが「テラスハウス」で収録。実際に足を踏み入れて「死角が多い」ということに気づいたという6人。他にもいろいろ気になることがあったようで……。
馬場園 夢みたいな家に若い子たちが住んでいい経験になったんだろうなと思うし、うらやましいなと思いました。ちょとしたベンチとか隙間とか角に、いちゃいちゃできる場所がいっぱいあるんです。
徳井 堺正章さんの家に行った時と同じぐらいの衝撃でした（笑）。（最終回の）冒頭部分、カットされなければスタジオメンバーによるテラスハウス小芝居があるので、見ていただければ。テラハファンにはたまらない“テラスハウスごっこ”です。
YOU 東京でこんな家があるんだなと思いました。階段がパンツ丸見えなんです。この6人でお金をちょっとずつ出しあって買おうかって話になってます。
トリンドル いろんなことがあったのを画面で見ていたので、ここで全部起こったんだなと思うとドキドキします。
健太郎 この家に入って一番は「でっか！」って思いました。あとはカメラの距離が近いので、この状態で普通に生活できていたのはすごいなって。ずっと「テラスハウス」が好きで観てきて、自分はアーマンを応援してきたので、最後、幸せになった姿を堪能できてよかったです。
山里 あいつらの残した痕跡を見つけて、ネットでゆすってやろうと思ったんですけど、なんの痕跡もなく毛の一本も落ちていないんですよね。キスを隠れてしていた場所を現場検証したんですけど、全然隠れていないんです。あれで隠れてキスできていると思っていたなんて生意気なことをやってるなと思いましたね。
■最終回を観終えて、あらためて思った「テラハの面白さ」
「テラスハウス」の魅力は、リアリティの中にあるドラマ以上のドラマがあること。6人にあらためて「テラスハウスの面白さ」を聞いてみると、こんな声が。
山里 何が起こるかわからない。だから僕たちが想像できないような言葉も出てくる。シーズンを重ねるごとにエスカレートしていくサプライズとか、ヤバさとか……どんどん歯止めが利かなくなっている感じが面白いなと思います。
徳井 基本的にはみなさん素人で、モデルや女優をやっている方もいますが、そんな中でたまに、本当にドラマのようなワンシーが出る。ホンマにこんな台詞言うんだ？って。作ったドラマじゃないドラマが面白いですよね。
YOU 毒ッ気のあるカメラワークが大好き。地上波のドラマが情けなくなるぐらいに、編集も含めてすごいと思います。音の入れ方とかもセンスも絶妙。民法のドラマだったら捨てるところも使ってくれるので最高ですね。
トリンドル 他人の恋愛をここまで観ることないし、ドラマだとパターン化しているけど、「テラスハウス」は、こんな恋愛もあるんだというのも見られて視野が広がります。
馬場園 ただの全然知らない若い人たちに、いつの間にか興味を持ってしまうのは、見た目だけじゃなく、それぞれの人間性とか見せなくていい部分まで見せているから。普通のドラマならキレイに終わるところも人間の奥の部分も出ていて、人間同士のやり取りがリアルに見られるからハマっちゃう。
健太郎 「テラスハウス」で人間関係の崩れ方の図式が分かった気がします。ここからこういって、こうなるからこうだ……というのも見られたのはよかったです。「テラスハウス」もそうですが、徳井さんの恋愛遍歴も勉強になりました（笑）。
■スタジオメンバー驚愕！“最後のお知らせ”を聞いた感想は？
実は、最終回の最後にスタジオメンバーも本気で驚いた“あるお知らせ”が……。6人に、それを聞いた瞬間の感想を伺ってみると、6人6様の反応でした。
健太郎 ビックリしました。
トリンドル 「嘘でしょ!?」と思いました。
馬場園 「ヒャッホー」です（笑）。
徳井 僕は「ハァッ！」と笑顔になったまま、しばらく声が出なかったです。
YOU ただただ……こんな時代にありがたい！
山里 そこまでする必要ある？という疑問ですね。アンタたち何してるの!?という怒りですよ（笑）。
最終回の見どころのひとつに、山里さんが「僕自身3本の指に入る、面白い瞬間がありました。ずっと『それちょうだい！』と生きてきた瞬間がきたので、そのときの僕の高笑いが副音声では耳障りになると思うんです。悪魔が人を殺すときの笑い声なので、それを堪能してほしい」とのこと。一体どんなシーンが？ ぜひ放送でご確認を！（さとうのりこ）
TERRACE HOUSE
http://www.terrace-house/inthecity/
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