ガウチョパンツやワイドパンツをはじめ、なんとなく最近、ゆったりしたシルエットのボトムがトレンドとなっています。
しかし、トレンドがどうであろうとも、やっぱり「細身パンツ」で颯爽と歩く姿は、時代を問わず色褪せないかっこよさがあります。
そんな「細身パンツ」スタイルは、海外セレブやスタイリストなどのおしゃれプロがお手本。『Oggi』10月号よりご紹介します。
【1】シックな色合わせで…「ケンカジ」スタイル
ベーシックな服を重ねたシックなスタイルのお手本は、トップメゾンのランウェイを飾るモデル、ケンダル・ジェナー。柄や派手色を使わずに、シックカラーのみに限定した色づかいがポイントです。
パンツは大人っぽいグレーデニム。サイドに向けて色が濃くなるタイプでシャドー効果を狙いましょう。トップスは縦ラインを強調すべくロング丈。靴はパンツとつながる濃い色&とんがりトウのシンプルなショートブーツを選ぶことで、最強のスラリ脚に仕上がります。
【2】黒パンツをヘルシーに…「ジジカジ」スタイル
お手本はスーパーモデル、ジジ・ハディッド。永遠の定番でもある黒パンツを、白スニーカーで今っぽくアレンジするのが基本です。
パンツはセンタープレスの黒というベーシックなアイテムを選んだぶん、トップスは遊び心あるディテールもの(写真の場合、インド製のプリントキャミ)を差すことで個性を楽しみましょう。そして靴はミニマル&フラットな白スニーカー。膨張色の白をスニーカーで使うことで、脚がさらに細く見えます。足首をちらりと見せることで、女っぷりも忘れずにアピール。
【3】肌見せトップスで…「さやカジ」スタイル
そして最後は『Oggi』をはじめとしたファッション誌で活躍するスタイリスト・川上さやかさんの名前をとった「さやカジ」。首・手首・足首などの細いパーツを見せることが、スタイルアップの秘訣です。
デニムは脚にフィットする、ブルーのストレートデニム。トップスは、首元が詰まっていると幼い印象に見えてしまうこともあるので、シャツにせよニットにせよ、デコルテ見せは必須。
そして靴は8cm以上のヒールがある、肌から浮かないスエードパンプス。視線がすっと流れるとんがりトウがベターです。
どうせ細身パンツをはくなら、さらなるスタイルアップを狙いたいもの。トレンドをモノにするのも楽しいけれど、自分に似合って美しく見せてくれる、「自分スタイル」を研究するのが大人のおしゃれ。「自分スタイル」を持つ3人から、是非学んでみてくださいね。(後藤香織)
★詳しくは『Oggi』2016年10月号(小学館)に掲載
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