Woman Insight編集部(以下、WI) 20代の頃は、何歳くらいで結婚していると思っていましたか?
真壁刀義さん(以下、真壁) 俺は、プロレスの世界に入ってから苦労が多すぎたので、20代の頃、「結婚」は全然考えられなかった。この世界に入る前、学生のときは「たぶん21歳ぐらいで結婚してるんだろうな」と思ってた。プロレスをしていなかったら、地元の友だちの中でいちばん早く結婚していたはず。まぁ結局、いちばん遅くなったっていうね(笑)。
WI 真壁さんはいままで最長何年お付き合いされてましたか?
真壁 5年かな。長い? だいたい3年ぐらいというのが多いかな。俺の中ではそれが普通なので、長いという感覚はねぇな。ただ、この世界に入ってからは1年で別れたりすることもあった。
WI 人生でいちばんモテていたのはいつですか?
真壁 海外遠征に行く前。人生でいちばん痩せてたんだよ。身体をだいぶ絞っていたから、いい男に見えたんじゃねぇか?(笑) アプローチされることがすごく多かったけど、当時は自分の立場がまだできてない頃で断ってた。俺がいちばん胸を張れるのは、プロレスで上手くいってるとき。過去を振り返っても、プロレスが上手くいってないときはプライベートも全くダメだったな。
WI プロレスラーで結婚されてる方って多いですよね。家族やお子さんの話を聞いてどう思いますか?
真壁 本当に羨ましい! ゆったりした時間の中で、俺の“キングコングジュニア”を見たいなぁなんて思うときもあるんだけど(笑)、でも俺が結婚して子どもがいたら、いまの俺はないはず……たぶん。いや、絶対ないな。結婚して子どもがいるということは、「守るモノがある」ということ。俺はいままで守るモノができたことがないからわからないけど、どうなっていたか想像ができねぇな。
WI いまは守るものが欲しい、と?
真壁 周りを見ていると、そんなときもあるな。だけど……やっぱりいまの俺では無理だな。誰に頼まれたということでもなく、誰もが言わないことを言う役回りのようになってるんだよ。「お前、こうじゃないとダメだろ」とか、“近所の頑固親父”と同じ(笑)。個人の調子がよくなったりすると、人間って周りが見えなくなって、足元がおぼつかなくなる。結果、足を引っ張られて引きずり落とされる。だから自分を見失わないように、いつも後輩に注意をしてるんだよ。俺が注意されることはないよ。自分が何をしなきゃいけないのか、自分でよくわかってるからな。それは、「チャンピオンクラスの最前線にいること」。俺が最前線にいなければ、言葉になんの説得力もなくなるからね……って、こんなんだから結婚が遠のくんだな(笑)。
WI でもテレビのお仕事も多いので、出会いもたくさんありそうですが。
真壁 出会いは本当にねぇな。プロレスラーは、練習が仕事みたいなもので、練習がないときは試合をしてる。そのどちらか。ある程度、自分の名前が売れてくればテレビの仕事も増えてくる。そうなるとますます自分の時間がなくなる。以前は、近所の喫茶店で女の子に声をかけたりしてたんだけど……声をかけて「じゃあ、他の店に行こうか」みたいなね(笑)。そういう出会いからお付き合いにつながったりもしてたけど、いまは本当にない。あとはちょっと警戒している部分もあるな(笑)。昔だったら、いいなと思ったらフルスロットル踏みまくって行ってたけど、いまはブレーキがかかってる。でも俺、本気だせばいつでも結婚できる自信はあるぜ(笑)。
【次回予告】「嘘は絶対バレる」。元彼との話から真壁刀義のダメンズぶりが露呈?
\この夏、「G1 CLIMAX 26」開催!/
新日本プロレス真夏の最強戦士決定戦「G1 CLIMAX 26」全19大会で、日本列島を横断! 繰り広げられる灼熱の激闘ロード、クライマックスの舞台は、8月12日・13日・14日(@両国国技館)。詳細や最新のチケット情報は特設サイト(http://g1climax.jp/)で!
■取材:さとうのりこ
【あわせて読みたい】
※腕枕って正直しんどい?上下セットの下着じゃなきゃイヤ?【ハダカの劇プレ】