■“下がりまだら眉”が残念！
下側の眉尻を上げ、眉山から角度をつける
眉にただパウダーをのせるだけで「眉メイク完了」という人、いませんか？ たしかに自眉を生かすのはいいのですが、それだけではキレイに整った眉を作るのが難しいので、もうひと手間必要。
たとえば、下がり眉で色がまだらであれば、眉の下側ラインをペンシルで上げ気味に描き、ベースを整えたらパウダーで眉全体に色を足します。薄い部分とは対照的に、毛の濃い部分は眉バサミを使って毛量調整を。毛のカットは、眉を描き終ってから調整すると不要な部分がわかりやすくなるので、お試しを。
■“濃く描きすぎ眉”が残念！
眉カラーのトーンを上げて、やわらかい印象に
濃くて太い眉の人が、自眉と同じトーンのパウダーで全体をなぞっていくと、どんどん濃くなりピタッと張りついたような眉に。
キツい印象に見えないよう、毛の少ない部分にのみ、自眉よりトーンの明るいブラウンパウダーで色を足し、眉マスカラで眉全体の色を明るくするだけでOK。足りない部分を補い、もとの自眉を生かしましょう。
■“コンサバアーチ眉”が残念！
フラット＆均一な色にして、エレガントな眉に
眉山の下の部分の毛が少ないと、アーチ型の眉になりがち。さらに、自眉の色よりも明るいパウダーを全体に塗ってしまっているので、色ムラが目立ってしまいます。
自眉の色に近いダークグレーのペンシルで下眉ラインを描き出し、眉の形をフラットにしたら、濃いブラウンのパウダーを上から重ねます。そして、色ムラの原因になっている毛の濃い部分は、パウダーと同じ色の眉マスカラを塗って均一に。
なんとなく「これでいっか」と思っていたけど、ビフォーアフターを見れば差は歴然！ 最近では自眉を生かしたメイクの傾向にあるため、より眉色となじむアイテム選びも重要です。これを機会に、一度ポーチの中身を見直してみては？（さとうのりこ）
『CanCam』2016年8月号（小学館）
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