6月25日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲にて、映画『KABUKI DROP』の初日舞台挨拶が行われ、完成披露試写会が行われ、初プロデュースを務めたEXILE MATSUさんこと松本利夫さん、早乙女太一さん、島袋寛子さん、上条大輔監督が登壇しました。
劇団EXILE松組の旗揚げ公演として大盛況で終了した舞台「刀舞鬼 -KABUKI-」。音楽とダンスに溢れたEXILEエンターテイメントを用いて、ダンス（舞）と殺陣（刀）の融合をテーマに、豪華出演者とのアクション共演も話題となりました。
その舞台との連動企画として生まれた映画『KABUKI DROP』は、舞台「刀舞鬼 -KABUKI-」に関係した男女のサスペンスフルな人間ドラマと、舞台のバックストーリーを映画悵フェイク・ドキュメンタリーの2本立てという盛りだくさんな内容です。
初プロデュースとなったMATSUさんは、「今年の頭からやらせていただきました舞台『刀舞鬼 -KABUKI-』の連動企画として映画プロジェクト第1弾をやらせていただきました。舞台と映画の連動というと想像しにくいかと思いましたが、ひとつひとつ積み上げたものが公開できたことを嬉しく思っています。ちょっとエッジ強すぎるんじゃないかな？と思いましたが、楽しんでもらってよかったです」と喜びを語りました。
早乙女さんと島袋さんは連動企画の苦労した点として「流れはあったけれど、セリフが細かく無かった」と俳優として苦労したようです。早乙女さんは舞台上で“刀の使い手”という設定なのに「刀がない」という場面でのセリフで「刀が無いなら、素手で行けるよ。刀舞鬼一族だから」と言われ、「そういう問題じゃないでしょ」とNGエピソードを語りました。
監督は俳優同士が仲良いため「（映画的に）どうやったら仲が悪くなるか？」を考えていたそうです。島袋さんに「無理やり歌を間違えてくれ」や「遅れてきてくれ」など無理な注文を出し、その監督からの要望に島袋さんは「驚きの連続でした。皆さんが楽しんでくれれば……。でも境がわからなくってドキドキでした」と語りました。
