■カジュアルな装いには輝くベージュとボルドーで
たとえばカジュアルなファッションのとき、メイクはボルドーのリップであえて女らしくすると全体の印象がぐっとアカ抜けます。とはいえ秋っぽさを感じさせる色なので、目元はシャイニーなベージュだけを仕込むのがポイント。透明感あるまぶたとバランスよく、おしゃれ感たっぷりに。
【足し算リップ】しっとり色っぽ“ボルドーリップ”
直塗りでなじませ、上唇のみ少しオーバー気味に描いて、肉厚のふくよかな唇に仕上げます。下唇はジャストの輪郭で描くのが、やりすぎに見せないコツ。
[使用リップ]シャネル ルージュ ココ スティロ 212(¥4,000)限定品
■赤ちゃんみたいな“うぶ眉”には真逆の要素を
シナモンカラーを使った赤ちゃんみたいな“うぶ眉”は、ジワジワきているトレンドのひとつ。ただし大人がトライするときは、パッと華やぐ足し算の赤いリップを使いつつ、みずみずしいツヤでフレッシュさも残すこと。これで、引き算のうぶ眉とも上手にリンクします。
【足し算リップ】ジューシーな“レッドリップ”
シアーな発色の赤リップをなじませた後、シロップ系の赤いグロスを全体に薄くのせます。透明感のある2品を重ね、重くならない仕上がりにするのがいまっぽさを出すカギに。
[使用リップ]パルファム ジバンシイ ルージュ・アンテルディ・テンプテーション 11(¥4,000)、カネボウ化粧品 ルナソル シアーライトグロス 06(¥2,500)5月13日発売
「足し算」と「引き算」メイク、いかがですか? トレンドカラーを足し算するパーツに使ったら、他は引き算。これが上手なバランスのコツ!
『美的』5月号には、リップを引き算するメイク法も掲載されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。(さとうのりこ)
『美的』2016年5月号(小学館)
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