なんと、その次に歌いますと宣言したのは、乙女心を歌った歌詞に共感の声多数の、西野カナさん『トリセツ』の、輝さんver.！ 「わりとふざけてますけど真剣に書きました」と言う通り、「こ、これ、輝さんが書いたんですか！？」という、かわいい歌詞が連発。残念ながらこちらに歌詞は掲載できないのですが、胸キュン歌詞の連打に、会場は完全にキュン死寸前です。
会場をあまりのかわいさでノックダウンさせたあとは、立て続けに盛り上がる曲が披露され、ラストスパートへ突入！
事務所の先輩でもある、荻野目洋子さんの名曲『ダンシング・ヒーロー』のカバーと、最近輝さんがハマッているという海外ドラマ『SUITS／スーツ』の主題歌をもし自分が作ったら……？というコンセプトのもとに作られた、エレキギターが響く、まさに「アガる！！」楽曲『Deal』。
そして、イントロが鳴り響いた瞬間に歓声が上がる、輝さん作曲の人気曲『Fairy tale』。ただでさえ盛り上がる曲だというのに、通常、メンバーの伸也さんがラップをする部分のところで、突如会場全体に電話の着信音が鳴り響き、電話口から伸也さんのラップが聞こえてくる、というユニークなアイディアまで仕掛けられており、輝さんのエンターテイナー精神を強く実感。
そして本編ラストは、客席も一緒に踊れる振り付けを取り入れ、みんなで楽しめる楽曲『The Party』でフィニッシュ！
ですがもちろんそれでは終わらず、アンコールの声におこたえして再び登場！
「チケットが取れなかった、という声をたくさん聞きました。でも、僕もいきなりすごいところには行けません。今回は、小説で言うプロローグなのかな、と思っています。もっといろんな人に観てもらいたいですし……。またいろいろ報告できる日が近いんじゃないかな、と思っています。……もし、なかったら、あ、だめだったんだな、と思ってください（笑）」
そんな冗談を交えつつ、今後へのさらなる展望を語ったのちに、最後の曲へ。
最後に披露した曲は、所属事務所の先輩でもあるw-inds.の橘慶太さんが作曲、そして輝さんが作詞を手掛けた、豪華共作『エンタープライズ』。
「慶太くんは、輝を意識したよ、と言っているんですが、僕からすると慶太くんっぽいなって……相思相愛かっ」と照れつつ歌い始めた曲は、本編で披露した数々の輝さん作曲の楽曲とはまたテイストの違うもの。ファルセットも多く使われた、まさに新境地開拓、な一曲でした。
約1時間20分とは思えない、非常に濃密な、数々の音楽の「企て」を魅せた、ソロライブ「Enterprise」。
本当に1日ではもったいない……！ というのが正直な感想です。もっと多くの方にこの楽曲やパフォーマンスが届いて欲しい……そう願わずにはいられません！（後藤香織）
Lead 公式サイト http://lead.tv/
【鍵本輝ソロライブ Enterprise セットリスト】
1.Wake me up
2.Stay with me
3.Make me down
4.More Than That（Back Street Boys）
5.Until…
6.I’m here for you
7.トリセツ（西野カナ、輝さんver.）
8.ダンシング・ヒーロー（荻野目洋子）
9.Deal
10.Fairy tale
11.The PartyEnc.1 エンタープライズ
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