Woman Insight編集部（以下、WI） 2ndミニアルバム『The future with U』は、ソンモさんからの“想い”がたくさんつまった1枚に仕上がっているようですね。
ソンモさん（以下、ソンモ） 前回は初めてのソロアルバムで、季節も夏だったこともあって、明るいイメージの曲にして、ファンのみなさんが楽しめるようにと作りました。今回のアルバムは、ファンのみなさんに向けた、“僕からのメッセージ”です。歌詞の内容を読んだら気持ちが重くなるかもしれないけれど、アルバム全体としては前回よりもすべてにおいてうまくできたと思うし、日本語の歌詞にもチャレンジして、そこに自分の想いを込めました。愛情がたくさん入っている1枚になったと思います。
WI レコーディング中、特に記憶に残っていることは何かありますか？
ソンモ 初めて日本語の歌詞を書いてみて、レコーディングのときはいままで以上に感情を込めて歌えた気がします。それと、完成した『Hello』という曲を聴いたら、レコーディングのときを思い出して、泣いてしまいました。僕とファンのみなさんとの関係にぴったりな曲だな、と思ったんです。歌詞の中に、しばらく会えないことや夢で会えたら……というような表現があって、これから僕が韓国にいて会いない間に、ファンの方が泣いてしまうことがあるかもしれない。だから、僕の歌声で、ファンのみなさんを抱きしめてあげられるようにと、そんな気持ちで歌いました。
WI 『Hello』を聴いたとき以外で、最近涙を流したことはありますか？
ソンモ ないかな……。僕は、最近とても幸せな時間をすごしているから。
WI 心が満たされているんですね。今回歌詞を書くにあたって、いちばん苦労したのはどの曲ですか？
ソンモ 『Wake up』ですね。日本語の歌詞だったし、ダンス曲だったのでバラードよりも文字数が多くて、曲に歌詞を合わせるのが難しかったんです。
WI ソンモさんは普段作詞はどこで考えていますか？
ソンモ 僕はだいたいカフェで書きます。初めて歌詞を考えたときもそのカフェで、少し暗い雰囲気のところも好きですね。歌詞を書くときはいつも同じカフェで、頼むメニューも同じアイスコーヒーです（笑）。
WI どんなカフェなのか気になりますね（笑）。ところで、振り返ってみて、この1年はどんな年でしたか？
ソンモ この1年、本当に忙しかったです。ファンのみなさんともたくさんの思い出をつくることができて幸せだったし、いろんな夢が叶いました。メンバーみんなと過ごした時間は、他の年と比べると少ないほうでしたが、それほどみんなが頑張った結果だし、それぞれいい1年を過ごすことができたんじゃないかなと思うので、忙しかったけど、心は軽いです。
WI では、メンバーとの特別な時間はあまりなかった感じでしょうか？
ソンモ 個人の仕事が多かったので、メンバーと旅行とかもできなかったです。だけど先週、ソンジェくんに会ってゆっくりいろんな話ができたので、それは本当によかったですね。
WI 超新星として、またはソロアーティストとして、忘れられない想い出は？
ソンモ 横浜アリーナの舞台に立った瞬間です。衝撃的でした。超新星に会うために、あんなにたくさんのファンの方が来てくださると思っていなかったので、本当に幸せな衝撃を受けました。個人としては、『Tiramisu love』で1位を獲ったとき……泣いたんです。ファンのみなさんの前で。イベント中にランキングの結果が出て、MCの方の「1位です！」という声と、お祝いのケーキも出てきて……本当に感動しました。
WI 感動して泣くことはよくありますか？
ソンモ 全然！ 僕は、他人（ひと）の前では絶対に泣かないんです。だけどそのときは、涙をガマンしようと思う瞬間もないうちに泣いてました。
