これまでも日本美術史上の傑作の数々をさまざまな形で付録としてお届けしてきた『和樂』ですが、中でも特集を組むたびに大好評の、日本美術の動物絵。
『和樂』12月号「かわいい日本美術大行進!!」にも登場した魅力たっぷりのキュートな動物たちが、1・2月合併号(新年特別号)にふせん&カレンダーで登場です!
その名も「日本美術、かわいい動物メッセージ付箋」と「日本美術“かわいい動物”カレンダー」。
2016年は申年ということで、カレンダーの表紙にはお猿さん! 森狙仙の「猿猴狙蜂図」のものです。ふわふわとした毛並みがリアルで、くいっと上を向く様子は何とも愛らしい。
中を開いてみると、選び抜かれた日本美術の動物たちが。
チラリとこちらの様子をうかがっているすずめの絵は、神坂雪佳『百々世草』の「雪中竹」から。よーく表情を見ると、思わず、きゅん。冬の空気とすずめのかわいらしさが同居する、季節を感じる絵となっています。
大きな熊がどーんと登場するのは11月。森一鳳『熊図』から、大迫力の熊を切り取って贅沢にカレンダーにしています。でもこの熊、うるんだ瞳と表情にとっても癒されるんです……!
ほかの月の動物たちもとっても魅力的で、毎月楽しみになること間違いなし。思わずクスッと笑ってしまうものから、見るたびほっとするものまで、さまざまな表情の動物たちに出会えます。
続いて2016年の初頭を飾る新年特別号付録は、申年にちなんで猿と犬の絵をモチーフにした「日本美術、かわいい動物付箋」。
前号の「“かわいい日本美術”大行進」特集の巻頭でも競演願った「犬猿の仲良し」――狩野山雪の「猿」と中村芳中の「犬」を、それぞれ伝言メモ用の付箋に仕立てています。
白抜きの吹き出し部分にメッセージや伝言メモを書き入れれば、単なる用件もたちまち愛らしさが! 場の空気が和むこと間違いなしです。
どちらの付録も冬の心をあたためてくれるようなほっとするタッチが魅力的。ぜひ新年を迎える前に、お買い求めくださいね。(鈴木 梢)
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