思い込み注意!その生活習慣、実は「老化」を招いてますよ!【食事編】

【NG1】食事で「何を、どのくらい食べるか」ばかりにこだわる

→【「いつ・どう食べるか」を考えるべき!】

美容や健康意識の高い人ほど、食べる内容や量には気を付けているもの。間違いではありませんが、むしろ何よりも基本として考えるべきなのは、食事をとる時間、配分、速度などの「食事のリズム」を整え、代謝を促すこと。どれだけ体にいい食品をとっても、それがきちんと代謝してエネルギーとして活用されなければ、効果は半減してしまいます。
1日にとる栄養素やカロリーが同じだったとしても、よりエネルギーが活用される朝や昼にしっかり食べるだけでもだいぶ変わってくるもの。夜の食事がどうしても遅くなってしまう場合は、夕方に少しでも食べておいて、夜のドカ食いを避けましょう。

 

【NG2】朝食は野菜や果物オンリー!

→【エネルギー源となる糖質・たんぱく質をチャージ!】

朝食は体内時計のスイッチ役。さらに、体温を上げて代謝を促す効果もあります。朝食をとるだけで、1時間のウォーキングにあたるほど消費エネルギーが増えるんです! 野菜や果物だけでなく、代謝のエネルギー源となる糖質やたんぱく質をしっかりとりましょう。
洋食派はグラノーラや全粒粉パン、和食派は玄米や雑穀ごはんがとくにおすすめです。

 

【NG3】糖質オフでヘルシー気分♪

→【主食1:主菜1:副菜2のバランスが重要!】

つい「野菜をたくさん食べていればヘルシー♪」と考えてしまいがちですが、野菜の栄養が体に役立つのは、たんぱく質や糖質をとれているのが前提です! パン・ごはんなどの穀類1皿、肉や魚などのたんぱく質をとれる主菜1皿、野菜や海草2皿、のバランスが◎。

 

【NG4】極度なカロリー制限

→カロリーよりも「代謝を促す栄養成分をとること」を意識すべき!

どれだけカロリーを摂取しようとも、摂取と消費のカロリーが同じなら体重が変動することはありません。でも、極端に低いカロリーで体重をキープしようとするのは、栄養不足で不健康ですし、代謝も低下してしまいます。健康美を求めるなら、肉・魚・大豆製品などのたんぱく質など、代謝を促す栄養をしっかりとって脂肪を燃やすことが重要。
カロリー制限をして一時的に体重が減っても、実は筋肉量も落ちて太りやすい体に変化してしまっています。つまり、以前より食べなくても太るリバウンド地獄への道まっしぐら!

 

【NG5】酵素や美容ドリンクをあれこれとって美肌を目指す

→意外と入ってる「糖質」のとりすぎに注意!

さまざまな種類が出ている「酵素」や「美容ドリンク」。美容にいいからといってとりすぎると、なんと太ってしまうケースもあるとか……! 甘めの酵素ドリンクや美容飲料を飲む場合は、「果糖」のとりすぎに注意。食事とのバランスも考えて、とる量を調整しましょう。

 

「これが美容にいいはず!」と信じ込んでいたことが実は逆効果……というのはショックですよね。ですが、早めに気づいて改善していけば大丈夫。

「食事編」以外にも、やってしまいがちなあるあるNG美容はまだまだあります。次回、11月19日の更新をお楽しみに!(後藤香織)

★「努力してもやせない理由は勘違い?」ダイエットの意外な事実をプロに聞く【食事編】

 

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