CanCamに新編集長就任!女性ファッション誌のリアル【前編】

「編集長」という存在は、雑誌にとって非常に大きな存在です。
同じ雑誌であっても、その雑誌ブランドを守り、さらに次世代へと伝えていく使命を持つ「編集長」という存在によって、その雑誌は大きく変わっていきます。

さて、先日、日本の「かわいい」を代表する、誰もが知る女性ファッション誌『CanCam』に、新編集長・塩谷薫さんが就任しました。

小学館入社後、『プチセブン』『CanCam』編集部でそれぞれ5年半、そして『Domani』『AneCan』編集部を経て、再び『CanCam』編集部で5年と、約20年にわたるキャリアを積んできた塩谷編集長。
新編集長は、『CanCam』をどのようにしていきたいのか、そしてどのような存在なのか……これから2回にわたりインタビューをお届けします。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

Woman Insight編集部(以下、WI) よろしくお願いします。さて、女性誌編集の世界で約20年のキャリアを積み、いざ、『CanCam』編集長になって……最初に編集長になる、ということが決まったときは、どのようなお気持ちでしたか?

塩谷薫編集長(以下、塩谷) いや……私がなるには畏れ多い、と(笑)。