清水 10代とかぜんぜんモテなかったですよ。今はアーティストとしてある程度、知名度やキャリアが出てきたから、モテるというのかもしれないけど……。でもそれでチヤホヤされても実際のモテるとは違うんだろうし、そういうのを全部削いだうえで、自分のビジュアルとかでいえば、ぜんぜんモテないですから、だからこそ“優しい”とか“マメ”とかは大事だと思っているんですよ。
WI 何もしないでモテる人にはわからない部分ですよね。
清水 そう。「かっこよきゃなんでもいいんでしょ」って人じゃないから(大笑)。僕はそうじゃないから、別のところで頑張るしかない。でもそういう自分の考え方とか恋愛感っていうのが、曲に反映されていくわけだから、それでよかったと思ってます。
WI パートナーに対して努力する姿が曲に反映されているんですね。
清水 たとえば、僕がすごーいイケメンで、身長も超高くって、モッテモテだったら、繊細な言葉なんて書けなかったと思うし、そういう劣等感の中で生きてきたから、だからこそ書けることってあるから。全然それでよかったと思ってます(笑)。