【実録】死にたいほど恥ずかしい過去の自分【手書きの日記編】

【まずはわりとライトなものから】

「小学生の頃、テレビで見たギャル字にあこがれ、ギャル字で書いてみたものの、3日で挫折」
「手書きなのになぜか読者の視点を意識。お前は誰だ」
「たまに自分で作詞した歌が載っていた。メロディもつけていた。正直今でも歌えるものがいくつかあるけど歌詞がださすぎてつらい」

 

【恋愛系】

「無意識に、西野カナのように会いたくて会いたくて震えるような好きな人に対するメンヘラ日記を書いていた……」
「当時片想いしていた相手と自分の小説を書いていた。ライバルが数人いたので、その数人の名前をミックスしたライバルを作中に登場させ、相手にライバルをこっぴどく振らせて楽しんでいた。……現実ではその相手とライバルは付き合いました

 

【暗号系】

「意味わからない記号を言語とした日記を書いていた。裏表紙に解読法を書いて……」
「日記というか交換日記……なんですが、小学生の頃に友達と暗号にハマッていて、暗号交換日記をしていた。その後小6のときに、独自の言語がある某マンガにふたりしてハマり、その言語で交換日記をしていた。」

 

【マンガに真剣に恋をしていました系】

「当時好きなマンガのキャラの一人称が“僕”だったので、一人称がすべて僕で、さらにそのキャラの口調で日記を書いていた。……ところで思い出したんですが日記だけではなく、そのマンガが好きな友達と話すときはその口調でしゃべっていた気がします(笑顔)」

好きなマンガのキャラと脳内で付き合っている設定で、ひとり交換日記形式の日記を書いていた。例えば

『○○(キャラの名前)~♡今日学校おわったアト△△ちゃんとあそんだんだぁ♪楽しかったけど○○にはやく会いたいナ♪(以下1ページ)』
『●●、おかえり。楽しかったのだな。●●が楽しいなら僕もうれしいよ(以下1ページ)』

こういう感じのものをひとりでやっていた。たいそう死にたい。この感性がふんだんにつめこまれた日記はもう一生書けないので、捨てたらもったいない気がして捨てていないけれど、捨てたい。字がヘタなのでたぶん自分にしか読めないのが救い。万が一事件に巻き込まれたりして、あれがテレビとかに晒されて分析されたらどうしようと思う」

 

……遠い目になりますね。

あなたも似たような思い当たることありませんか?

さて、アラサー世代の中学生時代は、「インターネット」が徐々に浸透してきて、こんな黒歴史を、誰にも読まれない(読まれて家族)「手書きの日記」ではなく、「ブログ」などで公開してしまっていた人も多数。

次回、【実録】死にたいほど恥ずかしい過去の自分【ブログ編】をご紹介します。(後藤香織)

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