川栄李奈さん主演の日曜ドラマ『ダメマネ！ ―ダメなタレント、マネジメントします―』（日本テレビ系・毎週日曜22時30分）。今日6月20日に最終回が放送され、美和（川栄さん）と真田（山田涼介さん／Hey! Say! JUMP）の恋の結末が描かれました。
本ドラマは、新人マネージャー・神田川美和が、冷徹ドS部長・犀川真一郎（安田顕さん）のムチャぶりに翻弄されながら、崖っぷちタレントたちのために芸能界を駆け回る姿を描く人生リベンジコメディ。元・天才子役というキャリアを持つ美和が持ち前の洞察力と演技力でタレントたちを再生へと導いていきます。
事務所の存続がかかる舞台「愛おしい子」の本番まで、残り5日。大女優・朝倉紫乃（寺島しのぶさん）の演技に背中を押され、芸能4部のタレントたちも着実に成長を遂げていました。舞台のプロデュースを任された美和は、先輩マネージャー・木村（千葉雄大さん）とともに、舞台成功に向けて奔走します。
しかし、チケットの売れ行きは思うように伸びません。そんな中、美和は犀川（安田顕さん）から、動員力のある真田祐士の出演を提案されます。ですが、今の自分が彼を舞台に立たせれば、かえって彼のキャリアを壊してしまうのではないのか――。その迷いから、美和は真田に相談すらできずにいました。
そんな矢先、さらなるアクシデントが襲います。開演直前、紫乃が足を骨折。主役不在のまま初日の舞台は中止となります。ですが紫乃は「車椅子でも舞台に立つ」と固い決意を示し、2日目以降の出演を宣言。仲間たちのひたむきな姿に心を打たれた美和は、改めて真田に会いに行き、「この作品には真田くんが必要です」と想いを込めてをオファーを出します。
だが真田は同日、国際映画祭のレッドカーペットアンバサダーとして登壇するスケジュールを抱えていました。それは、犀川が水面下で用意していたものであったのです。舞台と映画祭、ダブルブッキングという難局の中、美和は皆の協力を得ながら、両方を成功させる道を模索。なんとか、真田はレッドカーペットと舞台を両方させ、大成功を収めます。
ですが、喜びも束の間、犀川のスキャンダルが報じられます。それは、過去の美和へのパワハラやTOYOプロの諸問題をすべて自らリークし、全責任を背負って会社を去るという、犀川の真の目的でした。美和を含むTOYOに関わる人々の人生を再生させるための、決着だったのです。
静かに会社を去ろうとする犀川に、美和が声をかけます。彼は一枚のメモを差し告げる。「セリフです。読んでください」美和はその一行を読み上げます。
「私は、芸能4部部長、神田川美和です」
時が流れ、TOYOプロはSEKAIプロへと社名を変え、新たなスタートを切っていました。1部の部長には玲子（吉瀬美智子さん）、2部は千秋（華優希さん）、3部は木村、そして4部の部長は美和。さらには海外支部も新設され、その部長席には犀川の姿が――。
一方の真田はSEKAIプロ海外支部の第一号タレントとして旅立つことに。別れを惜しむ美和に、真田は静かに告げます。
「俺の光が、世界に届いたら、また日本に戻ってくる。その時は、結婚しよう」。
驚く美和に真田は言う「叶えない恋を実らせよう」と。
そして美和は「その前に言わせて。私は、真田くんのことが好き」と告げるのでした。
それぞれが選んだ、それぞれの未来へ。
「それでは本番、ヨーイ、スターツ！」
最終回はTVerで放送中。Huluでは地上波未公開部分を含むディレクターズカット版が配信中されているので、チェックして！
