「今日はどの服を着ようかな？」
休日だけでなく、仕事の日にもどの服装にしようか選択を迫られている人はいませんか？
株式会社LASSIC（ラシック）が20歳〜65歳のワーキングパーソン1003人に行った調査をもとに「リモートワークと服装」について見ていきます。
服装の選び方もアップデート？ 働き方で変わるオンオフの境界線！
まず最初に、仕事着にかけている金額について調査してみました。
女性は「1,000円以上～1万円未満」の中価格帯に過半数の回答（55.1％）が集中している様子。男性も49.2％と半数以下ではありますが、この価格帯をチョイスする人が多そうです。その他にも男性は1万円以上の高価格帯を選ぶ割合が少し高めな印象。
どうやら男性は多少値段が高くても「これ！」という一着にこだわった、一点集中型の服選びをしているようです。一方で女性は、シーンや気分に合わせて複数のバリエーションを効率よく選び、着まわしやすさや、印象の切り替えを重視する傾向があるのかもしれません◎
【勤務形態別】仕事着にかける金額は？
続いては先ほど質問を「勤務形態別」に聞いてみることに。出社のありなしで差はあるのでしょうか？
フルリモート勤務者は1,000円未満の低価格帯を選んだ人が過半数を超えるという結果に。
対してフル出社するワーキングパーソンは、1,000円～5,000円未満に回答が集中しています。1万円以上の高価格帯を選んだ人もフルリモート勤務者に比べて倍近いなど、フル出社する人たちは、服装にもある程度の投資をしているようですね。
普段、どんな服装で仕事をしていますか？
働き方も徐々に変わってきたことで、服装規定がない、もしくは少ない職場で働く人も多いはず。そこで「普段の服装」についても聞いてみました↓
男性は「ビジネススーツ（36.4％）」や「ビジネスカジュアル／ジャケット着用（22.7％）」など、対面を意識した服装を選んでいます。
対して女性の「オフィスカジュアル」の回答率は57.3％で、なんと男性の2倍近く！かっちりしすぎず、それでいて清潔感もある、ほどよく力の抜けたスタイルを上手に選んでいるようです。
【勤務形態別】どんな服装で仕事していますか？
フルリモートとフル出社、いずれも1位は「オフィスカジュアル」でしたが、2位以下には大きな差が生まれる結果に。
フル出社する人は「制服」「ビジネススーツ」など、これまでのドレスコードを維持している一方、リモートワーカーは「Tシャツ＆ジーンズ（22.8%）」「ジャージ・スウェット（20.6%）」など、働き方の特性を活かした「ちょうどいい」服装で業務をしているようです。
またひとつ注目すべきなのが、「パジャマ」と回答した人の数。フルリモート勤務者の中では10.6％もの人が寝間着で仕事をしているという結果になりました。寝起きすぐ仕事を始められるし、リラックスできる服装だし…！ 実はパジャマで仕事しているという人は多いのかも。
また少数派ではありますが、リモート環境でも気を引き締めたり、仕事モードにスイッチを入れるために、あえてきっちりとした服装を選ぶ人もいるようです。画面越しのコミュニケーションにも気を抜かないようにという、自分へのプレッシャーを与えているのかも！
今回は働く皆さんの服装事情について見ていきました。リモートワークが働き方の選択肢として当然のものとなったことで、働く時の服装にも大きな影響がみられるようになりました。快適に働けるスタイルと、仕事相手から見た時の印象の良さをうまく両立させることができると良いですね！ （おだかれん）
情報提供元/株式会社LASSIC
