シンプルだから絶対に失敗しない!「大人のナチュラルメイク」ベースメイク編

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ファンデは、隠さなくていい部分に塗る必要なし!

あくまでも主役は“肌”。頬のキメの乱れやシミなど、どうしても気になる部分を少し和らげる程度で十分。特に隠さなくていい部分は塗る必要はありません。逆に、忘れずに塗りたいのは“デコルテ”。理由は、顔と質感を合わせるため。ファンデーションを塗る際の3つのポイントをご紹介します。

(POINT1)まぶたの素肌感を生かし、NOファンデ

まぶたにファンデーションは塗りません。皮膚の薄いまぶたにファンデをのせると、魅力半減。シャドウのヨレや乾燥にもつながります。アイクリームなどで潤いを補えばOKです。

(POINT2)保湿力の高いファンデを肌に密着

ベースメイクは、クリームやソリッドタイプのファンデを。頬のシミやくすみなど、スポンジを使い、気になる部分にだけぼかします。欠点を隠すのではなく、艶を足す気持ちで。

(POINT3)顔と首、デコルテの艶感をそろえる

スポンジなどで残ったファンデは、首や胸元にまでぼかし込みます。これで顔の艶がテカって見えません。仕上げのパウダーも省略を。服が汚れるのが心配なら、ボディクリームなどで艶を補って。

 

チークの色は“青みピンク”。くすみ肌もこれで一掃

ノンパールで、にごりのない鮮やかな“青みピンク”が基本。子どもっぽくなると思われがちですが、青みが肌のくすみを払って、一瞬で冴えた透明感を出してくれます。

ただし、濃すぎると若づくりに見えるので、必ず明るい場所で、仕上がりを確認すること。

小鼻から目尻へふわっとのせます。色の境目はしっかりぼかすのがポイント!

1.パルファン クリスチャン ディオール ディオール ブラッシュ 986(¥5,700)、2.カネボウ化粧品 キッカ フラッシュブラッシュ 14(¥3,000・ケース¥2,000)、3.アディクション ブラッシュ 04(¥2,800)

 

仕上げる肌の目標が、“二の腕の内側の肌”とは、驚き! ベースメイクでは、「カバーするほど老けてしまう」のが、弊害に。隠さなくてもいい部分を見極めることが、大人のナチュラルメイクへの第一歩です。

次回は、「アイメイク編」。“黒目の存在”を際立たせることと、●●目の状態でメイクを仕上げていきます。目指すは、“脱ブラウン”でマンネリメイク!(さとうのりこ)

『Precious』2015年9月号表紙

『Precious』2015年9月号(小学館)

 

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