吉永小百合、共演・二宮和也のムチャな●●に「大丈夫かしら、うちの息子」とハラハラ

 

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8月12日都内にて、山田洋次監督の最新作映画『母と暮せば』(12月12日公開)のクランクアップ記者会見が行われ、山田洋次監督とキャストの吉永小百合さん、二宮和也さん、黒木華さん、浅野忠信さんが登壇しました。

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長崎が舞台の本作。監督と吉永さんは9日に行われた長崎の平和記念行事に参加し、監督は「暑い日でした。しかし70年前、被災した人、肉親を探した人。どんなに苦しかったか、辛かったかをしきりに思う、体験でした」と語りました。吉永さんは「被爆者、長崎市民の皆さまが、もうぜったいに核兵器は使われてはいけないと願い、平和に対して強い思いをもっていらっしゃることを感じることができました」と話しました。

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監督は本作への思いとして、井上ひさしさんが『父と暮せば』、戯曲『木の上の軍隊』、長崎を舞台にした『母と暮せば』の「3部作を作れば僕の一生は終わる」と書かれていたという話を聞き、すぐに作品のイメージが浮かんだそうです。
「この企画(『母と暮せば』)はタイトルだけで、長崎を舞台にして作るはずだった。『作れないだろうか』と話を聞かれ、僕の中で“お母さんがいて、息子がいて、息子が死んで……。爆心地に近いこともあり、長崎医科大学では900人近い人が死んで……”そのことが頭にあって“長崎医科大学の学生で授業中に死んだ”とふと思ったんです。“娘が残って、お父さんが死んだ……”『父と暮せば』のオマージュをとり、この映画も“息子の亡霊と母との対話を中心に”と即座に頭に浮かび“僕が作りたい映画”なんだと思いました」と、本作にかける情熱を語りました。続けて「昨年話を聞きました。たまたま長崎(原爆)から70年になる、どこか運命を感じる。いろいろな映画を作ったけれど、一番大事な映画になると覚悟を決めました」と話し、「この作品は、母と子の愛情物語ですが、改めて戦争・平和を考えてくれれば」とメッセージを伝えました。

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二宮さんが袴姿で寮歌を歌うシーンに、監督から「僕らの世代には懐かしい歌で、彼が素敵な声で、ちゃんと歌えば素晴らしい歌なんだと」とベタ褒めすると、二宮さんも「監督につきっきりで、歌い方とか感情を教えてもらって、撮影したのを覚えています」と話し、このシーンは見どころのひとつになりそうです。