恋愛、尽くしたい派?尽くされたい派?そもそも「尽くす」って何すること?高校生685人が答えた「恋愛観」は…

時代とともにさまざまな考え方が変化していきますが、それはきっと恋愛の価値観にもいえるはず…! 

ここでは、株式会社リクルートが提供する進路情報メディア『スタディサプリ進路』が高校生685名を対象に実施した、恋愛観についてのアンケートをご紹介します。

尽くしたい派?それとも尽くされたい派?

まずは「恋愛において尽くしたい派?尽くされたい派?」という質問の結果をご紹介します。

多かったのは「尽くされたい派」(55.8%)。とはいえ、「尽くしたい派」も44.2%と、そこまで大きな差はありません。尽くされるほうがラクで楽しいかと思いきや、「好きな人に喜んでほしい!」と行動をしたい人もかなりいるようです。

ところで、そこで気になるのが「そもそも、『尽くす』って、何?」ということ。

 


続いて「尽くすとは、好きな人・彼氏・彼女に対して具体的にどういう行動をイメージする?」という質問で、1位にランクインしたのは「辛いとき、困ったときに、たくさん話を聞いてくれる」(58.1%)。

 

他にも3位に「辛いとき・困ったときに、すぐに会いに来てくれる」と「自分が趣味や課外活動などでつまずいたとき、 一緒に頑張ってくれたり教えてくれる」が同率でランクインしています。自分が苦しい時に親身になってくれることを「尽くす」と捉えている人が多いようです。苦しいときに、こうした思いやりの詰まった行動は、確かにとってもありがたく感じられそうですよね。

その他、「プレゼントを買ってくれる」「手作りのお弁当やお菓子をくれる」「荷物を持ってくれる」という、何かしらモノを通して愛情を伝えてくれる回答もあったものの、どれも下位。やはり重要なのは思いやりのあるコミュニケーションという傾向が見てとれます。

 

『スタディサプリ進路ブック』編集長の金剛地千鶴子さんは、こちらのアンケートについてこのようにコメントしています。

高校生の恋愛観を聞いた今回のアンケート。「尽してくれる恋人と付き合いたいか」という質問に対しては「付き合いたい」が7割で、「相手から尽くされること」には、良いイメージを抱いている傾向でした。また高校生が「恋人から『尽くされた経験』」として、「毎日必ずかっこいいと好きを言ってくれる」「私がつらそうにしていたら、すぐ電話をかけてくれた」「毎晩深夜3時くらいまで電話をしてた」など、LOVEの感情を言葉にする頻度が「尽くされる幸せ」に連動しているように見られました。
そんな高校生たちの2025年バレンタインデー、好きな人に「告白」という形で言葉を伝える予定はあるのかを聞いたところ、「Yes」の回答は1.9%のみと昨年(1.3%)に引き続きかなりの少数派。バレンタインデーにチョコやギフトを贈る相手が「意中の人」だけでなく、友達や家族へと広がり、LIKEを伝え合うイベントに変化しているなかで、LOVEの気持ちをあえてバレンタインデーに伝える行為は高校生にとってますます特別になっているのでしょう。

今回のアンケート対象は高校生でしたが、それ以上の年齢であっても「尽くすって何?」と聞かれるとなかなか難しいもの。ぜひこの機会に考えてみてくださいね。

情報提供元/株式会社リクルート