壁紙は?キッチンは?人気の「DIY賃貸」どこまでOKか聞いてみた

「DIY」を「日曜大工」と言い換えると、お父さんが日曜日に家でせっせと何かを作っているところが思い浮かび、理解しやすいかと思います。

しかし最近、DIYは、単なる趣味の枠を超え、セミプロの建築家とでも言うべき人々が登場するまでに!

一例を挙げれば、一般社団法人日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会という組織。この組織は、40年近い歴史を誇っており、DIYアドバイザー(DIYの指導・相談に携わる資格者)の育成に力を入れています。
そして、住まいなどのリフォームもDIY、つまり自分でやってしまおう! というのが、「DIYリフォーム」です。

また、賃貸物件を入居者が好きなようにDIYするという「DIY賃貸」も流行ってきているのです! 自分が好きな壁紙やキッチンなどに変えられるのは魅力的ですね♪

しかし、賃貸のオーナーたちは「DIY賃貸」に対してどう考えているのでしょうか。本音をアンケートで聞いてみました!

まず、DIY物件の所有について賃貸オーナーに聞いてみました。

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Q現在所有している物件でDIY可能なものはございますか?
1.いいえ 41.82%
2.今はないが検討中である 32.73%
3.はい 25.45%

「はい」が25.5%と、4分の1の方がDIY可能な物件を提供しています。

しかし「今はないが検討中である」が32.7%とDIY賃貸物件を提供したいというニーズを意識していることがわかりました!

では、入居者からDIYしたいという要望があった場合、オーナーの本音とは?

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Q入居者のお部屋をDIYしたいという要望についてどう感じますか?
1.自由にDIYができる物件を提供したい(している) 34.55%
2.入居者のニーズは感じるが、どこまで許容すれば良いかわからない 30.91%
3.入居者のニーズを感じているのでDIY可能を検討している 25.45%
4.入居者に自由にDIYさせたくない 9.09%

「自由にDIYができる物件を提供したい(している)」が34.6%、少し減らして「入居者のニーズは感じるが、どこまで許容すれば良いかわからない」30.9%、「入居者のニーズを感じるのでDIY可能を検討している」24.5%と続きます。

DIY賃貸に関するニーズは感じつつも、どうすればいいのか迷っている賃貸オーナーが約55%を占めていることが判明しました。

最後に、DIYを許可した場合、許容できるDIYはどこまでか、賃貸オーナーにぶっちゃけてもらいました!