『「楽しい」ことは大切なこと』
努力を続けていると、人はついついその「意味」を求めがちですが……それが限界をつくってしまうことも。山口さんは「これまで自分が知らなかった、まったく新しい意味を発見していく」ために、仕事だけでなく「楽しさを感じる時間」を設けようにしているんだそうです。
「好きだから!」「楽しいから!」を感じながら努力したほうが、自分の器がぐんと広がるみたい。だから、アフター6や休日を思いっきり楽しむことだって、大切なこと♪ 辛いこと=努力だって、思いつめなくていいんです。
『努力は、見せなきゃ意味がない』
日本人の美徳として、努力は水面下でするものと考えがち。ですが、山口さんは「それはあまり得にはならない」と語っています。努力が報われる人は、努力をしているところをきちんと周囲に見せる場合がかなり多いのが事実。逆に、努力を見せないように頑張ると、結果を出しても「まぐれでしょ?」なんて思われてしまう可能性大!
人の話を聞くときはメモをとって、アドバイスを聞いているのだという姿勢を見せる、書類を作って残業したら、仕上げた書類をできた直後にメール送って、熱心にやっていた記録を残す……など、自分の努力は外に向けてどんどんアピール。こうしておくことで、成果を出せたら「頑張りと実力の結果だな」と周りからの評価がぐんとUPします。イマイチな結果で終わっても、「努力はしていた」と決してマイナスにはなりません。
山口さんの著書には、ほかにもたくさん“大人女子のための人生のヒント”が! 特に、仕事を頑張っている女子なら、読んで損なしです。この記事で興味を持った方は、ぜひチェックしてみてくださいね。(衛藤理絵)
『東大首席弁護士が挫折を繰り返して見つけた 努力が99%報われる25のヒント』
著書/山口真由 1,200円+税(小学館)
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