恋愛に積極的なほど、メイクの工程が増える!? 20~30代女性のメイクに対する本音

仕事やデートなど外出する際に、必ずメイクをするという人は多いですよね。毎日のメイク、みなさんは何のためにしていますか?

「美しく見られたい」「自分磨きの一環」あるいは「社会人としてのマナー」など、人によってメイクに対するモチベーションや価値観は違ってくるはず。

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今回は、株式会社オノフが全国の20~39歳の未婚女性を対象に実施したアンケートをもとに「メイクに対する価値観」から「年齢や恋愛とメイクの関係性」まで探っていきます。

メイクは何のためにしている?年齢別のメイクに対する気持ち

【全体(20~39歳)】

1位:身だしなみ(46.8%)
2位:紫外線から肌を守れる(32.8%)
3位:自分を美しく見せたい(32.1%)
4位:面倒くさい/疲れる(30.6%)
5位:モチベーションが上がる(27.7%)
6位:マナー(26.8%)
7位:時間がとられる(26.7%)
8位:周囲から綺麗に見られたい(26.6%)
9位:自分に自信が持てる(26.4%)
10位:上手にできない(24.0%)

まず、メイクに対する気持ちについて尋ねた結果がこちら。全体の約半数が「身だしなみ」と回答し、「マナー」も上位に挙がっていることから、多くの人がメイクを社会的な義務と捉えているようです。
また「紫外線から肌を守るため」「自分を美しく見せたい」「周囲から綺麗に見られたい」といった外見を磨く&保つためにメイクをする人や、「モチベーションが上がる」「自分に自信が持てる」などメイクが内面にも良い影響を与えると感じている人も多い傾向にあります。

一方で「面倒くさい/疲れる」「時間がとられる」「上手にできない」と、メイクに対してネガティブな感情を持っている回答も見受けられました。

【20代】

年齢別で比較すると、20代前半は「モチベーションが上がる」「楽しい」という回答が全体よりも5ポイント以上高い結果となりました。20代後半では「身だしなみ」「紫外線から肌を守るため」「面倒くさい/疲れる」「モチベーションが上がる」といった項目が、全体よりも5ポイント以上低い結果となりました。

【30代】

30代前半では「身だしなみ」「マナー」が全体よりも5ポイント以上高く、30代後半になると「面倒くさい/疲れる」「時間がとられる」といった回答が全体よりも5ポイント以上高くなりました。

ここまでの結果から、年齢を重ねるにつれてメイクに対するポジティブな感情が減り、ネガティブな感情が増える傾向が見られます。また、メイクが「マナー」や「身だしなみ」といった社会的な義務感を伴うものになることも分かりました。

年齢別の恋愛に対する価値観

次に、恋愛に対する価値観を尋ねました。20代前半では「恋愛をとても重視している」という回答が30.2%。全ての年齢層の中で最も多く、恋愛に対して積極的な姿勢が見られました。一方で「恋愛を全く重視していない」という回答は、30代後半が最多で30.2%。恋愛よりも仕事や趣味を優先する傾向がうかがえます。

恋愛重視度によって「メイクの使用アイテム数&種類」が変化する?

最後に、恋人や好きな人とのデートで使用するメイクアイテムについて尋ね、『年齢別』と『恋愛重視度別』にまとめた結果がこちら。

まず注目したいのは「涙袋ライナー」の使用率。『年齢別』では20代前半が34.7%、20代後半が25.3%、30代前半が17.7%、30代後半が10.7%と、年齢を重ねるにつれて使用率が低下しています。また『恋愛重視度別』では、恋愛をとても重視している人の使用率が29.1%に対し、恋愛を全く重視していない人は16.4%と低めの結果でした。

涙袋が大きいと“うるうるとした可愛らしい目元”になりますよね。恋愛に積極的な20代ほど、涙袋ライナーを使って異性に好印象を与えるメイクをする傾向があると考えられるのでしょうか。また「アイライナー」や「二重まぶた用アイテム」など“目を大きく見せるためのアイテム”も、20代前半&恋愛をとても重視している人の使用率が多いことが分かりました。

さらに「使用アイテム数」について見ると、恋愛をとても重視している人は平均9.8個と最多に。恋愛に積極的であるほどメイクの工程が増える傾向が見られました。


恋愛に積極的でメイクが楽しい20代、義務感でメイクをする30代

恋愛重視の20代は、メイクをすることでモチベーションが上がる。そして年齢を重ねるにつれて恋愛重視度が下がり、メイクは「マナー」や「身だしなみ」といった義務感を伴うものになっていく。このように、恋愛に対する価値観や年齢によって、メイクをする理由やデート時に使用するメイクアイテムに違いが出てくることが分かりました。

もちろん恋愛や年齢に関係なく、メイクを“自分らしさを追求するためのひとつの方法”として楽しむ人もいるでしょう。もし「メイクが楽しくない…」とマンネリを感じているなら、新しいコスメを買ったり、メイクの工程を変えてみたりして、新たな気持ちでメイクを試してみるのもいいですね!(Mai)

情報提供元/株式会社オノフ