主演映画が話題の俳優・山下幸輝「僕、褒められると伸びるタイプです」

主演映画『マンガ家、堀マモル』が公開中! 山下幸輝さんに直撃!

8月30日から公開中の主演作『マンガ家、堀マモル』は、山下さんの雰囲気のような優しくて温かい映画。本人も似ていると語っていた役柄や観どころを聞いてきました♪


Talk about…Movie

「今回、映画『マンガ家、堀マモル』の主演をさせていただいたのですが、最初に脚本を読んだとき、主人公の堀マモルが自分そのものという感じで、『早く演じたい!』と思いました。マモルは、思っていることや抱えていることが素直に言えなくて、周りから『何を考えているのかわからない』と言われるんですけど、僕もまさにそのタイプで…。何か言うことで相手がイヤな気持ちにならないかなとか、つい考えすぎてしまって言えないことが多い。モヤモヤしつつも、時間が経つと意外と忘れるんですけどね(笑)。だからマモルの気持ちがよくわかって、演じやすかったです。この映画は、自分でもすごく自信がある作品。たくさんのCanCam読者の方に観てもらえたらうれしいです。僕自身、お芝居をする楽しさを感じながら挑めましたし、マモルみたいに思っていることを言えなかったり、一歩踏み出せなかったり、悩んでいる方たちの背中を押せるような映画になっています!」

Talk about…Myself

「マモルは小学生の頃からマンガが大好きでマンガ家になるんだけど、僕も小1から始めたダンスは、今まで一度もイヤだなぁって思ったことがないです。始めた当初は習い事の感覚だったので、こんなふうにお仕事でもダンスをすることになるとは想像もしていなかったですね。ずっと一緒にダンスをやっている、僕にとってはもう相方みたいな存在の友達がいて、よく会ってます! 2歳年下なんですけど、僕がちょっと落ち込んでたり、疲れていたりすると、こっちから言わなくても気がついてくれるんですよね。まずはほめてくれて、それから『大丈夫だよ』って、励ましというか活を入れてくれるんです。僕、ほめられると伸びるタイプなので、すごくありがたい存在(笑)。そうやって友達に会うことも大事だし、あとは息抜きしたいときは、自転車に乗ります。夏の暑いときに乗って、少し風を感じるのが大好きです!」

山下幸輝(やました こうき)
2001年11月7日生まれ、B型。幼少から始めたダンスは、数々の大会で優勝。ドラマ『君の花になる』(’22年)、『最高の生徒〜余命1年のラストダンス〜』、『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(ともに’23年)などに出演。ドラマ『ビリオン×スクール』に出演中。
映画『マンガ家、堀マモル』

配給:NAKACHIKA PICTURES/公開中
新人賞を獲って以来、スランプに陥ってしまったマンガ家の堀マモル(山下幸輝)の前に突然現れた3人の幽霊。マモルは彼らから聞いた話をマンガに描き上げていくことで、心の奥にしまっていた過去と向かい合うことに──。美しい音楽と映像で奏でる、心温まるストーリー。
©2024「マンガ家、堀マモル」製作委員会
CanCam2024年10月号「キタコレ!」より
撮影/須藤敬一 スタイリスト/奥富思誉里 ヘア&メイク/meg. 撮影協力/渡邉奈穂 構成/小山恵子 WEB構成/久保 葵