では、映画のスッキリ作品を見てみましょう。こちらもアクション映画の大作『ダイ・ハード』が、2位『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の2倍近いポイントを集めて堂々の1位にランクイン。3位の『相棒』や4位の『となりのトトロ』など邦画作品も健闘しました。
◆気分をスッキリさせる映画ランキング◆
1位 ダイ・ハード 12.2%
2位 バック・トゥ・ザ・フューチャー 6.3%
3位 相棒 5.0%
4位 となりのトトロ 5.0%
5位 スターウォーズ 4.5%
※モンデリーズ・ジャパン株式会社調べ
男女別に見てみると、1位はどちらも主演のブルース・ウィリスを一躍スターダムへと押し上げた名作『ダイ・ハード』が独占。総合2位だった『バック・トゥ・ザ・フューチャー』も男女ともに上位をキープ。また男性のランキングではアクションやSF系を中心としたハリウッド映画が上位を占めた一方、女性のランキングでは『となりのトトロ』『相棒』など邦画作品も人気と判明。5作品中2作品以外は男女で差がでる結果になりました。
年代別に見ると、1位の『ダイ・ハード』は、20代をのぞくすべての世代で1位を獲得。総合2位だった『バック・トゥ・ザ・フューチャー』も30~50代で2位をキープ。20~30代では『ワイルドスピード』や『ホームアローン』が票を集め、40~50代では『トップガン』や『ロッキー』がランクインするなど、小説部門より年代によって作品の入れ替えが目立ちました。
ストレスマネジメント専門家の今井功氏によると、人々が抱えるストレスがますます潜在化、深刻化しているなか、小説編で1位になった『半沢直樹』は、「その世界観に読者が共感し、痛快な言動でストレス疲れしている現代人にスッキリ感を与えるなど、まさに世相を反映した作品だった」と解説。また映画編では「悪に屈することなく、果敢に立ち向かう主人公の姿、そして大迫力のアクションシーンの数々が光る『ダイ・ハード』は男女・年代を問わず、多くの人々に爽快感を与えていた」と分析。また男女の「スッキリ感」の違いにも言及し、「男性は比較的男臭い、迫力あるアクションシーンからスッキリ感を得るのに対し、女性はよりハートフルなシーンからスッキリ感を得ている」ことも指摘しています。
今回ランクインした作品は、まさに日々抱えるモヤモヤ感を解消するのにふさわしい作品ばかり。あなたもぜひ参考にどうぞ!(いしかわちえ)
情報提供元:「Clorets スッキリ総研」
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