ベーシックカラー×流行色で“なりたい女”になる方法

◆マラカイトグリーン×ネイビー

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淡い緑は穏やかで優しい雰囲気だけれど、マラカイトグリーンは、強く鮮やかで、どこか毒っ気もある色。仕事をしている女性には、このくらいのタフさが必要かもしれません。

クレオパトラがアイシャドウとして愛用していたなんて言い伝えがあるほど高貴な色でありながら、美しさだけではない妖しさも秘めています。

ノーブルなネイビーを合わせて、高貴さとやんちゃさが同居したアンビバレントなスタイルに。ヴィンテージライクなジャケットを、真面目に着るのではなく、カーデ気分でさらりとはおって。

 

◆シェルピンク×グレー

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自分には似合わない、かわいらしすぎる……そんな思い込みを捨てるのが、いま。

ふんわりと包み込むような、大人の女性ならではの包容力のある、やわらかな存在感をまといたい日。そんなときには、日差しを浴びた貝殻の内側みたいに繊細なシェルピンク×淡いグレーをチョイスして。

ダスティな配色特有の優しさや、軽やかな明るさに加え、大人っぽい茶目っ気も漂うコンビ。取り入れるときは、“質のよさ”を追求することが重要です。

素材感が安っぽいと、途端に“痛い人”になってしまう危険性も……。

 

◆カーマインレッド×ブラック

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匂い立つような色気と、媚びない強さを兼ね備えている。そんな、女が憧れる女になるには、情熱的な赤と黒の組み合わせが最適。

アグレッシブな配色だからこそ、コーディネートでカジュアルさを差し込んで、気負わず、しゃれた雰囲気で着こなしたいもの。とっつきにくい人にならないよう、どこかに隙をつくることも大切です。

とろみのある素材でゆるさを加えて、アグレッシブではあるけれど人を傷つけない優しさを内包した男前セクシーな女性に。

 

着なれた色が味方についていれば、流行色を取り入れてもどこか安心感があるもの。冒険をしたい、でもどうしても不安。そんなときは今回の配色を参考に、いつものコーデにプラスアルファでチャレンジしてみては。(鈴木 梢)

Domani6『Domani』2015年6月号(小学館)

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