アニメオタク、通称「アニオタ」(「アニヲタ」と表記される場合もあります)。
それは、深夜アニメ(もしくは日曜の朝あたりにやっているアニメ)を好み、場合によってはそこから派生するさまざまなものを、それぞれの形で愛する人々のこと!
Woman Insight編集部では、アニメを愛する鈴木梢が、アニオタたちの実態を調査。10代~50代の男女125名(男性44名、女性81名)にアンケートを実施しました。
第4回のテーマは、現在放送中(2015年4月~6月期放送)のアニメ作品について。アニオタたちがイチオシの作品は、はたしてなんなのか。
そして、毎日放送されるなかで、アニオタたちは週に何本のアニメを観ているのかについて探っていきます。
◆アニオタたちは、週にどれくらいアニメを観るのか
1本~5本……67人(53.6%)
6本~10本……34人(27.2%)
11本~15本……15人(12.0%)
16本~20本……2人(1.6%)
21本~25本……4人(3.2%)
26本~30本……2人(1.6%)
31本以上……1人(0.8%)
いちばん多かったのは1本から5本で、約半数。6本から10本という人たちも27.2%と、合計すると約8割は10本以内という結果になりました。
「クールによって観るものが違うから、本数じゃないだろ!」という人が多いとは思いますが、それにしても結構本数を厳選している印象があります(クールは放送用語で3か月周期のこと。テレビドラマなどもそう)。
ちなみに2015年春アニメは約60本(新規のみ。継続は除く)。すべてを消化するのはさすがに至難の業です。
よくあるのは「切る」という方法。要は視聴するアニメを厳選し、絞っていく作業です。
まずは次クールの新作アニメを一覧にし、原作や声優、制作会社などを確認し、自分が観たいアニメに該当するもののみに絞っていきます。でも、ここでの厳選は最低限に。
そして選び抜いたアニメは、まずはすべて第1話を観ます。大抵はすべて観続けて、飽きたものから切っていくスタイルかもしれません。ちなみに私の場合は「つまらないと感じても5話までは観る」というスタイル。
大抵5話までになにかしらの大きな展開があったり、話の大枠が見えてきたりして、必要な情報が揃うと感じます。2クール作品(※)の場合でも同様です。
※24話完結として6か月に渡って放送される作品。春と秋、夏と冬といったように1クール空く場合(分割2クール)も。
さて、そんな約60本もある2015年春アニメですが、アニオタたちがすすめる作品について聞いてみたいと思います。