入浴剤の泡は効果ナシ?半身浴は肌に悪い!? 入浴の驚くべき新事実をプロが解説!【バスクリン広報のお風呂術1】

Q 入浴剤の泡って効果がありそうだけど、実際はどうなんですか?

A 泡自体には、特に効果はありません。
「炭酸ガスを発生させるタイプの入浴剤の泡、実は、単に当たると気持ちがいいだけなんです。炭酸ガスの効果は、血管に入ってくることで得られるものなので、泡が出ている最中よりもむしろ、しっかりと入浴剤がお湯に溶けた状態で入浴するのがベストです」(石川さん)

 

Q 美容のために半身浴で1時間……なんて長く入っている人がいますけど、本当はどれくらいがベストなんですか?

A 15分くらいがベスト。長く入りすぎると逆に肌にダメージが。
「人間の身体は大体1分程度で全身に血液が巡り、酸素と栄養分が行き渡ります。ちょうどいいのはそれが15回、つまり15分程度の入浴です」(石川さん)

 

Q どれくらいの温度のお湯に浸かればいいんですか?

A 足を入れたときに気持ちいい温度がちょうどいいです。
「実は手より足の肌のほうが敏感に反応するので、温度を確認するときは足を少し入れてみるのがいいのです。ちなみに、温度が高ければ血のめぐりがよくなる、というわけではありません。大事なのは水圧。血液循環を重視するのであれば、ぬるめのお湯に全身浴で長めに入るのがいいでしょう」(石川さん)