【920人調査】夏休み明けの仕事の日、正直切り替えられない人、こんなにいます。

皆さん、この夏は楽しんでいますか? 今年は花火大会やお祭りが数年ぶりに復活、街が賑わう様子も連日報道されています♪さて今日は、株式会社スタッフサービス・ホールディングスが17〜62歳の男女920人に行ったアンケートから、「働く人の夏休み」について見ていきましょう。

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今回の調査では、年代の呼称がたびたび登場。その定義は以下をご覧ください。Z世代は18〜27歳、ミレニアル世代は28〜42歳、就職氷河期世代は43〜52歳、バブル期世代は53〜62歳です。

 

75%が「夏休みを取ります」

まずは、「夏休みの有無」「今年の夏休みの日数」「昨年(コロナ禍)の夏休みの日数」をまとめて聞いてみました。

「今年、夏休みを取ったよ」という方は全体で74.7%。年代別に見てみても、数パーセントの差はあれど似たような割合です。夏休みの平均日数に注目すると…全体平均が5.7日。Z世代が6.0日とトップですが、どの世代も5〜6日の間に収まっています。

今年こそ楽しみたい!この夏に、かけてます。

つづいて、昨年までの夏休みと比べて今年の夏休みにかける思いがどう変化したか、聞いてみました!

世代別に見ると…若い世代の方がポジティブな声、多め。特に18〜27歳の「Z世代」では74.7%もの方が「今まで我慢した分、思いっきり楽しみたい!」としています。

ぶっちゃけ去年の夏休み、どうだった?

昨年の夏休みを「楽しめなかった」という方は37.1%と、一定数いました。2022年の7月から9月にかけて、新型コロナウイルスの第7波と呼ばれていましたから、BBQや花火、帰省や旅行の予定が消えてしまった方も、多かったのではないでしょうか?

ワクワクが加速!この夏、こうして楽しみます

では、「この夏をどう過ごすか」聞いてみました!

すべての年代で「宿泊をともなう国内旅行」がトップを独占。Z世代では「グルメ・飲み会」が続きます。コロナ禍で20歳を迎えた方も多いですから、久しぶりに再会した仲間で初乾杯するの、とってもエモいですよね♡

「旅行」「帰省」「グルメ」はどの年代にも共通する一方、Z世代に特徴的なのが「レジャー施設」。気の置けない友人と思いっきりはしゃいで、たくさん写真をとって、想像するだけでワクワクしちゃう!

夏休みに求めるのは〇〇だった!

ここまで夏の「具体的な楽しみ方」を見てきましたが、結局みんなが夏休みに求めることって何でしょうか?

今年夏休みを取得する687名に聞いてみると…「リフレッシュ」が86.9%でぶっちぎりの一位でした!「趣味」「自分一人で過ごせること」「コスパの良さ」「家族との時間」が7割超えでつづきます。学業やお仕事で目まぐるしい毎日からつかの間の解放…心身ともに、安心できる環境が求められるようです。

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一方「自分磨き、習い事」「仕事のスキルアップ」と、そのストイックさを夏休みにも発揮する方もいらっしゃいました!

アクティブ?のんびり?年代別で、こんなに違います

夏休みを「アクティブに過ごす」か「リラックスしてのんびり過ごす」か、その結果を表にまとめました。

若い世代では「アクティブに過ごしたい」傾向が強く、特にZ世代では「マスクを着けずに過ごしたい」という声が目立ちました。限られた日数で楽しみつくしたい、そんな「タイムパフォーマンスの良さ」を重視しているようです♪

一方ミドルシニア層では「リラックスしてのんびり過ごしたい」傾向が強く、お財布と相談しながら「コストパフォーマンスの良さ」を求めているようです。

アップしてます。みんなの「夏休みの予算」

昨年の夏の予算と比較すると…なんと1.5倍!旅行やアクティビティなど、まとまったお金が動く予定があるから、かもしれません。「今年を楽しむために、ここまで数年間貯金・節約してきたんだ!」という方も多いのではないでしょうか♪

楽しすぎて怖い。恐怖の声、続々

最後に、夏休みにあたっての不安・懸念点を聞いてみました。すると…出てくる出てくる、「夏休み明け」への恐怖の声です。

過半数の方が「仕事が再開したら、通勤がつらいだろう」「休んだ分だけ、仕事への気持ちの切り替えが難しくなるだろう」としています。特に、コロナ禍に社会人となった方も多いZ世代では「仕事再開時、気持ちの切り替え」を心配する方が多い結果となりました。

また、夏休み明けの仕事に向かう気持ちを聞いてみると…

「やる気が出ず、憂鬱」が31.6%、「夏休み明けに離職・転職したくなりそう」が6.8%と、4割弱が仕事に後ろ向き。特に若年層で、その傾向が強いようです。

夏明けの仕事を長年乗り越えてきた先輩から、気持ちを上手に切り替える方法を聞いてみるのも良いかもしれませんね♡

おわりに

昨年までと比べ、大きな金額を使って、我慢していた分思いっきり楽しむ!そんな過ごし方が、この夏の主流であることがわかりました。まさに「リベンジ夏休み!」。この記事を読んでくださった皆さんが、心も身体も健康に過ごせますように♪(筒渕朱音)

モデル撮影/石山貴史 モデル/篠宮菜月(CanCam it girl)