よく聞く「バーントアンバー」ってどんな色?
バーントアンバーのバーント(burnt )とアンバーをプログレッシブ英和中辞典とデジタル大辞泉で調べてみると…
burnt
━━[形]〔しばしば限定〕
1 焼いた,燃焼した;やけどをした;〈味が〉焦げた,焦げ臭い,〈砂糖が〉カラメル状の
2 《美術》〈土性顔料が〉焼成した
2a 〈色が〉ふつうより濃い,灰色がかったアンバー【umber】
黄褐色の天然鉱物顔料。また、その色。二酸化マンガン・珪酸塩 (けいさんえん) などを含む水酸化鉄で、塗料・絵の具の原料とする。ウンブラ。
バーントアンバーとは、イタリアの「Umbria」地域でとれる土を原料とする顔料を焼いた色のこと。暗い黄色である「ローアンバー」を焼くことで深みと赤みが増した「バーントアンバー」は、まろやかで温かみのある色合いが特徴。暗すぎない色味が優しげな印象を与えてくれるから、季節やシーンを問わず幅広いコーデに活躍する色合いです。
バーントアンバーのジャンパースカートコーデ
Vネックのバーントアンバージャンスカにオフ白の薄手ニットを重ねて清楚に。エクリュのブーツやファーバッグなど小物でトレンド感を盛ることで、シンプルな着こなしに今っぽさがプラスできます。
撮影/花村克彦 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/菅長ふみ(Lila) モデル/まい(本誌専属) 構成/鶴見知香 WEB構成/久保 葵