お母さん世代にこっそり聞いた「母の日に本当にしてほしいこと」はコレでした

5月14日の「母の日」はもうすぐそこ。毎年、「何を贈ろう」「何をしよう」と悩む方も多いのではないでしょうか。「そもそも、みんなどのくらいお祝いしてるの?」などなど、気になるところでもありますよね。

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そこで、株式会社ハルメクホールディングスが50~79歳の女性433人を対象に行った、「母の日に関する意識と実態調査」の結果を紹介します。

 

母の日に「何かしてもらった」人は69.7%。

母の日に「何かしてもらった」と回答したのは全体で69.7%。ただ、子どもの性別や結婚の有無によってその割合に少し違いがみられました。

例えば、娘がいる人(256人)のうち、「何かしてもらった」と回答した人は75.8%。一方で、息子がいる人(296人)の場合は61.5%と、15%近くの差がでました。また、子どもの婚姻別にみると、既婚の娘からは76.3%なのに対して、未婚の娘から「何かしてもらった」という人は70.5%、既婚の息子からは63.7%、未婚の息子からは49.1%と「既婚の子ども」から何かしてもらった割合が高いことが分かります。自分の家庭を持ったからこそ、よりお母さんへの感謝に気づくことがあるのかもしれませんね。

 

何してもらった?ダントツで多かったのは「贈り物」

また、母の日に何かしてもらったこととして、最も多かったのは「贈り物」でした。なんと全体の84.8%の人が手紙やメッセージカードも含めて贈り物をしたようです。その他には、「LINEやメールのやりとり」「自宅で食事や会話」「外食や買い物など一緒に外出」と、コミュニケーションをとったという人が多くなっています。

ちなみに、贈りものの内容としては1位「生花」(42.1%)、2位「お菓子・スイーツ」(40.8%)3位「手紙・メッセージカード」(23.3%)という結果に。またそれらの受け取り方は、直接会っての受け取りや郵便・宅配とその物自体を受け取った人がほとんどでしたが、一部デジタルギフトサービスを通じて受け取ったという方もいて、送り方の選択肢も増えていることが分かります。

 

何してほしい?こっそり聞いた母の日の過ごし方

では次に、母の日にはぶっちゃけ何をしてほしいのか、お母さんたちの視点から聞いてみました。すると、意外と多かったのが全体で35.9%と最多の「特になにもしてもらわなくていい」という意見。

また「自宅で食事など、一緒に過ごしたい」が29.5%、「一緒に外出を楽しみたい」が27.6%と続いており、贈り物よりも一緒にできることを望む声が多いという結果が見えます。実際、具体的に「欲しいもの」を上げてもらった際も、「スポーツウェア」「アイドルのグッズ」など趣味のものや「体重計」「シャワーヘッド」などの生活用品が多く挙った一方で、「一緒の時間」「相談にのって欲しい」など、モノ以外のリクエストも挙がっています。してもらいたい困りごとのサポートとして、「スマホの使い方を教えてほしい」「家事を変わって欲しい」なども挙がっており、生活面で何かしてくれると嬉しいと感じる人が多いようにも見えます。

 

2023年の母の日は「5月14日」

「何もしてもらわなくていい」という意見もありましたが、いざやってもらうと嬉しいもの。プレゼントで感謝を伝えるに限らず、直接会いに行ったり、電話をしてみたりと、「母の日」をコミュニケーションのきっかけにしてみてはいかがでしょうか。(岡美咲)

 

情報提供元/株式会社ハルメクホールディングス