ほどよい甘さがツボ♡「オールドライラック」ってどんな色?【意外と知らないファッション用語】

よく聞く「オールドライラック」って何?

オールドライラックの「オールド」と「ライラック」をデジタル大辞泉で調べてみると…

オールド【old】
古い、昔の、年老いた、などの意を表す。「―ジェネレーション」

ライラック【lilac】
モクセイ科の落葉低木。幹は枝分かれしてよく茂り、葉は広卵形。4月ごろ、枝先に香りのある紫色の花を円錐状につける。花が白・赤・青色などの品種もあり、観賞用。バルカン地方の原産で、日本には明治中期に渡来。リラ。むらさきはしどい。《季 春》「折からの夜宴の花や―/虚子」

オールドライラックとは、色あせてくすんだライラックの花の色のような、グレーがかった赤紫色のこと。ヴィンテージ感のある色合いだから、旬のレトロコーデにもぴったり。また、甘さ控えめで落ち着いた印象のオールドライラックは、大人の暖色コーデにもオススメです。オールドライラックを主役に、そのほかのアイテムをモノトーンでまとめるのが、ピンク系の色合いをキレ良く着こなすコツ。

オールドライラックのスカートコーデ

ピンク? それともラベンダー?…ちょうどその中間くらいの、程よい甘さがおしゃれなムードを高めてくれる! 光沢感のあるベロア素材のマーメイドスカートでリッチ見せ。やわらかなワントーンでまとめるのが定石だけど、あえて黒をピリッと効かせて、オールドライラックを“甘く着ない”のが新鮮♪

CanCam2021年11月号「洒落見え“あいまいカラー”」より
撮影/尾身沙紀 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/河嶋 希(io) モデル/山下美月(本誌専属) 撮影協力/有田梨菜 構成/手塚明菜 WEB構成/久保 葵