シングル曲『R.O.S.E』では一転、軽快かつキュートな世界観を披露し、ピースフルな雰囲気に。
完全にステージを掌握したウヨンさんが織り成す多彩な色に、その都度会場中が心地よく染まっていくかのよう。
公演ごとに進化していったというMCでは、熱狂する観客を「しっ!」とたしなめる一方で、「皆さんは本当に可愛いです」と愛おしそうに会場中を見渡す場面も。
先日のインタビューで語られていた、「ステージの上でいちばん大切にしていることは、ファンの方々とのコミュニケーション」という言葉。この日行なわれていた映画館でのライブ・ビューイングに参加している方々へも繰り返し気を配る様は、ファンとの間に存在する、確かな関係性を感じさせてくれました。
そして本編ラスト……2PMのJun. Kさんが映像でも参加した『DJ GOT ME GOIN’ CRAZY (Feat. Jun. K)』『Superman』では、会場はさらなる熱狂の渦へ! 素肌に羽織ったジャケットを脱ぎ捨て、“今この瞬間、音楽にあわせて踊ること以外に何もない”といったように駆け抜けるウヨンさんの姿に呼応するように、観客の興奮も最高潮に!
アンコール、“魂がこもった”としか表現できないような『Only Girl』を歌い上げたのち、最後のMCヘ。
「今この瞬間を、忘れないでください。いつか、これが僕にとっても皆さんにとっても、力になると思う。音楽には、そういう力があると信じています」という言葉に、そこかしこで涙するファンの姿も。